最近になって、ペンタブを変えました。
以前はVEIKKのS640という機種を使ってて、特段不満もなかったんですが、ちょっと気になった事あって。USBを差し込むタイプになるんですが、パソコンってUSBの抜き差しを頻繁に行うとそこからガタが来たりするんですよね。
少しUSBに触れただけで認識しなくなったり、ドライバがおかしくなったり。
ということで、USBを使わないbluetoothでのペンタブをAmazonで探しました。意外だったのがbluetoothで繋げるペンタブってかなり少ないんです。
で、見つけたのがこれ。
少ないbluetoothペンタブということで不安だったんですが、使ってみてかなり良かったので紹介したいと思います。
XPPen Deco LW ペンタブレット 10×6インチ Bluetooth
前に使っていたVEIKKのペンタブについてなかったボタンが、このDeco LWには８つついてます。今はこういうタイプが主流となっているので、他のペンタブと特段違うわけではありませんが、やはり注目すべきはbluetoothという点。
USBに繋ぐくらいの手間は仕方無いと思いながらも、イラストを描く際にやはり邪魔になるコード。しかも調子の悪いUSBでペンタブを繋いでいたりすると、コードが動く度に認識したりしなくなったりすることがあります。
ほんとこのコードが無いだけで描きやすさが増すといっても過言ではありません。
ペアリングすると、青ランプが点灯します。白いランプはペンが近くにあると点滅します。
XPPen Deco LWの見た目
10×6インチというだけあって結構大きいと思います。ただ大きさはありますが、重さが450g程度なので持ち運びは楽ですね。また、大きいといっても、このペンタブはそもそもノートパソコンを液晶にしてイラストを描く必要が出てくるので、ノートパソコンと一緒に持ち運ぶ必要があります。ノートパソコンが10インチ以上あるならバックに一緒に入れて持ち運ぶことができます。
あと、このペンタブはペンホルダーがありません。
XPPen Deco LWを充電
実際の販売ページを見ると、連続作動時間が10時間と書いてあります。これについては実際にイラストを10時間描き続けているわけではないので分かりませんが、電池持ちはかなり良いものと思います。
一度満充電してから３日間イラストを描き続けていますが、まだ充電切れません。描いている時間にもよりますけど、頻繁に充電が必要な機種ではないようです。
ペンの描きやすさ、持ちやすさ
前に使っていたVEIKKよりは作業領域も広くなったこともあり描きやすくなりました。また、bluetooth接続での遅延を心配しましたが、それも無いように思います。
荷重がわずか3gというだけあって、少しの力で力強い線も描けるし、その分イラストを描いていることによる疲れは軽減します。
ただ、実際にipadやwindowsタブレットとどの程度違うのか？と言われると描き味という点ではかなりの違いを感じます。随分前に発売されているHPのwindowsタブレットを先日購入して試してみましたが、描きやすさ、線の滑らかさでは圧倒的に直接液晶に描けるタブレットの方に歩があるように思います。
また、手元を見ながら描けるipadやwindows違い、こちらのペンタブは液晶を見ながらイラストを描く必要が出てきます。そこらへんの感覚の違いは当然考慮すべきところです。
ボタン、エクスプレスキーの設定
注意したいのが、こういうボタンが左側についているペンタブは右利きの方がいいです。描きながら、取り消ししたいなと思ったら、エクスプレスキーに取り消しを設定して左手の親指で押す。といった操作が可能だからです。
左利きの人が使えないわけでは無いんですが、ペンを持ちながらボタンを押す必要が出てきます。
パソコンとペアリングするとエクスプレスキーの設定が可能となり、お好みでボタンに機能を割り当てできるようになります。
私は頻繁に使う「取り消し」を一番上のボタンに設定しています。
そうだね。いいと思うよ。あとね電源ボタン弱そうだから気をつけて。ぶつけたりするとすぐに取れそうなボタンだから。
XP PENのサポート
このXP PENはペンタブをメインに販売しているメーカーのようです。ペンタブの様な、かなり細かい精度を必要とする機器はサポートが不可欠です。突如描けなくなった、線がまっすぐ描けない、電源がつかない等の問い合わせは結構あると思います。
このペンタブを購入する前に同メーカーのUSBタイプのものがあったのですが、ペンタブが認識しなくなった時があり、その時問い合わせした時、丁寧、かつ迅速に対応してもらいました。ペンタブもこういうメーカーばかりになってもらえれば、買いやすくなりますね。
