ついにホリエモンが格安携帯キャリアに参入ということでニュースにも大きく取り上げられました。3月16日に申しこみスタートということですが、今この記事を書いているのが24日。
今のところ、申し込みが殺到しているって話は聞こえてきません。1日純増1000人って言ってたので、最初から大きく飛ばしていこうみたいな感じではなさそうです。
少なくともCMは見てませんしね。あるのかも知れませんが、楽天モバイルのスタートアップした当初なんて、もう見ない日は無いくらいにCMが流れてましたから、それから比べると、慎重に行ってるのかも知れません。
20年前くらいですか?球団買収騒ぎがあって、本を出してと飛ぶ鳥を落とす勢いで知名度をあげた堀江さん。そして、選挙に出てという流れだったと思うんですが、僕は2度と復活できないんじゃないかと思ってました。
あそこまで強気な発言をして、逮捕されてしまったら、もう表舞台に出てこれないだろうと。しかし、予想を覆して、今は堀江さんを見ない日が無いくらい。まぁ、youtubeがほとんどなのかも知れませんが、自分のビジネスを複数立ち上げてるみたいだし。
どん底に落ちても這い上がってくるんだから凄いなと最近は尊敬のまなざしで見てます。まぁ、僕がこんなヨイショ記事とも思われるようなものを書いたところで、なんのエールにもならないんですがね。それでも、ワクワクが止まらないんです。というのも、
楽天VSライブドアの買収劇が、20年の時を超えて楽天モバイルVSホリエモバイルという構図になって甦ってきた。
ここで一つ言っておくと、
どちらもというか楽天モバイルの方はまったく意識していないかもしれません。周りが焚きつけているだけで、目指すところも規模も違いすぎるんで。勝手に僕が今後の動向をチェックしているだけです。
この対決によってどうなって欲しいのか?
あくまで僕はですが、、、この2社がどうなったとしても、携帯業界に劇的な変化は来ないんじゃないか?と、思ってます。
楽天モバイルのキャリアへの殴り込みのインパクトが強すぎたために、docomoとsoftbank、auが価格を一斉に下げてきたことがありましたが、今回は当然のようにそうはならない。
もう携帯料金はどこも安くて、これ以上の値下げは無理でしょう。したとしても業界を震撼させるような値引きにはならない。
そこじゃなくて、僕はまず楽天モバイルには絶対に続いて欲しいんです。楽天モバイルがもしも売却という話になれば、もう新規で参入できるところはなく、少しずつ3大キャリアの価格は上がってくるんじゃないかなと。
勝負がどうとかじゃなくて、ホリエモンがいることによって楽天モバイルを存続させるための三木谷社長のモチベーションとして欲しいんですよね。
楽天モバイルとホリエモバイルの違い
ちょっとびっくりした事があって。ホリエモバイルの申し込みページが探し出せない。そんでもってエックスモバイルにもホリエモバイルの事が触れられていない。
一瞬、僕の検索ミスかなと思いましたが、探し出しました。このトップ画像は時間が経つと切り替わる仕組み。ホリエモンが出てきました。
文字デカすぎね?と思えるサイト。なんか申し込みしづらいような。。。これだけで契約結構逃してたらもったいないですよね。
2755円(月3030円) 20G 5分かけ放題
ホリエモバイルってdocomoの電波を借りるわけですが、ahomoが2700円(2970円)と違わない。いやむしろちょっと高いのに、使えるギガ数とかけ放題できる時間は変わらないなら、
ホリエモバイルを選ぶ必要なくない?
って普通は思うわけです。いやいや、違いますよ。ホリエモバイルを契約すれば、以下特典がついてくるようです。4月から始まるようですね。
デイリーホリエニュース
小麦の奴隷のカレーパンも月1個無料
zatsudan
voicy etc
うん?カレーパン。カレーパンってあの有名な?
ってなった人、ホリエモンのファンでどのくらいいるんでしょうかね。でも、逆にこれに食いつく人が多いという現象。マーケティングって面白いですね。
で、気になったのがデイリーホリエニュース。
今から予想したいんですが、絶対にデイリーからウィークリーになるんじゃないかと予想。あの忙しそうな人が毎日って絶対苦痛になるだろうと。心配です。
堀江さんのファンは間違いなくいるでしょうから、そこから契約する人も一定数いるとして、爆発的に伸びるか?というと、そこまで意識してないような気もします。
ホリエモバイルの事をchat-GPTに聞いてみた
- ホリエモバイルは、日本のMVNO(仮想移動体通信事業者)であり、以下のような特徴があります
- 安い料金プラン:ホリエモバイルは、格安の通信プランを提供しています。特に、データ通信量が多いユーザーにとっては、他社よりも圧倒的に安いプランが用意されています。
- シンプルなプラン構成:ホリエモバイルのプランは、シンプルでわかりやすい構成になっています。通信量や通話時間などの制限が明確に示されており、利用者は自分に合ったプランを選びやすくなっています。
- サービスの充実:ホリエモバイルは、音声通話やデータ通信だけでなく、様々なサービスを提供しています。例えば、テレビ電話やビデオ通話、音楽ストリーミングサービスなどがあります。
- オプションサービスの豊富さ:ホリエモバイルは、オプションサービスも豊富に用意されています。例えば、海外でのデータローミングや、Wi-Fiルーターのレンタルサービスなどがあります。
- お得なキャンペーン:ホリエモバイルは、キャンペーンを定期的に実施しており、新規ユーザーに向けた割引やキャッシュバックなどのサービスがあります。また、既存ユーザー向けの特典もあるため、継続利用がお得になっています。
chat GPTより引用
今、話題のchat GPTで聞いてみました。「ホリエモバイルの特徴を教えて」と。上のような回答が出てきたんですが、他社よりも圧倒的に安いプランとありますが、そんなに安いわけではありません。ahamoより高いわけですから。
こうやって読んでみると、他社にも全て当てはまるような無難な回答が多いですね。
楽天モバイルの現状
楽天は独自コンテンツよりも楽天市場とのシナジー、ポイントの方を強く意識し、基本的には料金体系のみで勝負しているように感じます。
楽天も今は安くはないとか言われてますけど、イヤイヤ。楽天モバイルの場合、楽天回線エリア内だったら無制限なんです。
これが他社との絶対的に違うところです。ahamoも速度制限がかかると、今は1mbpsとなるようですが、前は128kbps。これ、楽天モバイルが走りです。楽天が勝負に出てくれたおかげで、速度制限が1mbpsになった。遅くはなりますけど、別にホームページも読み込めるし、少し遅いですがyoutubeだって見れる。
楽天回線エリア内の人だったら、楽天モバイル天国です。と、言いたいところですが、楽天エリア内にいてもパートナー回線に繋がってることがよくあります。
これは、数か月前の話。パートナー回線っていうのはauの回線を間借りしてることになるんですが、これに繋がると楽天はauにお金を支払わなければいけない仕組みになっています。なので、できるだけお金を払いたくない楽天としては、
パートナー回線に繋がるエリアを減らしていってるはずです。
そうなると、楽天エリアも繋がらない、パートナー回線にも繋がらない。つまり、、、
電波が繋がらないという状況になることもしばしば起きるということです。もちろんそうしてる間にも基地局が増えているわけですから、電波が繋がらないなんてエリアは少なくなっていってるんでしょう。
でも、現時点においても、繋がらない時ってやっぱりあるんですよね。他の3大キャリアならありえないっていう場所です。僕はこの電波状況やエリアこそが楽天の解約率が高くなっている一番の理由だと思っています。
おっと、僕は楽天モバイル批判したいわけではありません。楽天モバイルには頑張っていって欲しいと思ってます。一つ明るい材料があるとすれば、プラチナバンドの割り当てされる可能性があるということ。
もちろん基地局にかかるコストは膨大ですが、楽天モバイルは他のキャリアと遜色ない電波を掴むことができたら、楽天モバイルに一気に人が流れる可能性はありますよね。
楽天モバイルのことをchat-GPTに聞いてみた
chat-GPTが楽天モバイルの特徴を以下にまとめてくれました。
- パケット定額制:楽天モバイルはパケット定額制を採用しており、通信量に応じた料金が発生しません。料金プランは3つあり、いずれも定額制であるため、通信量が多くても追加料金がかからず、安心して利用できます。
- 安い料金プラン:楽天モバイルの料金プランは、他のキャリアに比べて安く、最も安いプランでも月額1,480円から利用できます。また、家族や友人とのシェアプランもあり、さらにお得に利用できます。
- 楽天グループサービスとの連携:楽天モバイルは、楽天グループの様々なサービスとの連携を図っており、楽天市場での買い物でポイントが貯まったり、楽天カードを利用すると通信料金が割引されたりするなど、お得な特典があります。
- 高速通信サービス:楽天モバイルでは、高速通信サービス「楽天モバイル LTE」と「楽天モバイル 5G」を提供しています。特に楽天モバイル 5Gは、最大通信速度2Gbpsに対応しており、高速な通信が可能です。
- カスタマーサポート:楽天モバイルでは、24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。電話やチャット、メールなど、お客様のお問い合わせに対応します。
最も安いプランが1480円?1078円でしょう。一番間違えちゃいけないところを平気で間違えてくるchat-GPTさんです。あとカスタマーサービス、電話やメールは24時間対応しません。チャットはしてくれるといっても定型文しか返してきません。
どちらも生き残ることがモバイル業界の発展に繋がる
こういったビジネスの競争は熾烈を極めるもの。どちらかが潰れるまでやり合うという意見も聞かれますが、結局3大キャリアしか生き残らないとなれば、これだけ下がった携帯料金は絶対にまた上がっていきます。
ソフトバンクが参入した時も、最初は孫さんも他社が値下げしたら対抗すると言ってました。しかし、ある程度まで行くと結局は3社が無難な歩み寄りを見せることとなってしまうわけです。
そこに楽天が参入してきた。撤退だけは絶対にしないで欲しい。
変な対決構造みたいに紹介しましたが、そもそも勝負している土台が違うので、どちらかが売上が増えたところで、ほとんど影響は受けないんです。MVOとMNVOって全く別ものなんで。
どちらも生き残って、切磋琢磨しながらモバイル業界を変えていって欲しいですね。