トレンドキーワードでアクセスを集めた後の3つの対策

トレンドキーワードでアクセスを集めた後の3つの対策

僕はアフィリエイトを長くやってきたので、この業界の流行りすたりをたくさん見てきました。

あれは10年以上も前。サイトをとにかくたくさん作ってという手法が流行りました。1瞬でサイトを100個作れるツールなんてのも出てきましたし。今じゃ考えられないですけど、そういうツールを使って、サイトを1万個作って月収〇〇円とかいって力説しているブロガーさんもいましたしね。

でも、この手法は時代とともに淘汰されていきました。

google様が評価しないサイトを駆逐していったからです。今は、大量にサイトを作ってなんて言ってる人は誰もいなくなりました。みんな無駄であることを知っているからですね。

で、その後はメルマガが流行りました。

メルマガでは、

とにかくアドレスを集めろと。

それで、当時はメールアドレスを自動で収集するソフトがありました。ただ、相手の承認もなく勝手にアドレスを集めるシステムだったので、クレームも多く、そのソフトもすぐになくなりましたね。なので、そこから相手の承認も得れる無料レポートが流行りました。無料レポートを作って読んでもらうことでメールアドレスをゲットできたわけです。

ただ、一気にこの手法が注目されたせいか、捨てアドレスで登録する人が増えて、メルマガの反応率が極端に下がってしまいました。メルマガも前ほど注目されてませんが、今でも読者さんといい関係を築いてる人は稼げているようです。

このメルマガが下火になって数年後、今度はLINEでのアフィリエイトが注目されました。

LINEの場合、ほとんど開封されるわけだし、読まれる可能性も高い。このLINEアフィリエイトについては多くの人が注目したんですが、LINEって結局アフィリエイトが規約上できないんですよね。今のところまだやっている人はいるようなんですが、いつダメになるかもわからない手法に参入するのが怖い人も多く、この手法は未だにやり続けてる人が勝ちみたいな感じになっています。

結局、今までのアフィリエイトの歴史を考えてみると、どんな手法でも楽して稼ごうと抜け道を探す人がいました。しかし、それが時代とともに通用しなくなってきています。googleの対策が正確で広範囲に及んできたからです。

トレンドアフィリエイトが流行に

実は上で挙げた手法の途中で、「トレンドアフィリエイト」という手法が爆発的に流行ったことがあったんですよね。

一時的に急上昇するキーワードでもって記事を書く。

この破壊力たるや物凄いものがありました。当たると一夜にして凄い数のアクセスが来ます。でも、これも上手くいった人は少なかったんじゃないか?と思います。というのも、アクセスが来てもそこから収益にすることができた人がほとんどいなかったからです。また、トレンドの波って結局すぐ終わっちゃうので、とにかく記事を書いて当て続けなければいけない。

ここからは想像して欲しいのですが、例えば朝、有名芸能人が離婚したことがニュースで報じられたとしましょう。その場合、多くの人が「〇〇〇 離婚」ってキーワードで調べると思うんですよね。

で、調べます。そこにあなたのページが上部に出てきた。

アクセスしますよね?

そう、アクセスはされるんですよ。しかし、問題はそこから。

そのページを読んだ後に他のページまで読みたいと思えるか?そのページのどれかをクリックしたいと思えるかどうか?

これがトレンドブログの宿命というか、アクセスされても中々別のページに飛んでくれないんですよね。考えてみると分かるんですが、トレンドを狙った場合、そのページで知った情報で満足できなかったら、また他のブログで探しますよね?

トレンドブログをやった場合、

ブログの直帰率がかなり高くなります。

直帰率 ユーザーがサイトを訪れたとき、最初のページだけを見て離脱してしまった人の割合のこと。

トレンドを追いすぎると、その記事以外が見られなくなるデメリットがあるんですよね。成功した人もいたと思うんですが、僕には肌が合いませんでした。

それもこの直帰率が高すぎることで、来てくれたユーザーをまた再訪されるのにとても苦労したからです。

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トレンドでアクセスを集めた後の対策

狙って書くのはやめたものの、トレンドを意識するとやはりアクセスが集まるんですよ。

僕の場合はブログの内容がyoutubeやブログのことだったりするので、人気youtuberが何か大きなトラブル巻き込まれたりすると、その時に爆発的に関連する記事が爆発的にアクセスが伸びたりします。

しかし、問題はその後。

大体は1ページを見たら去ってしまう。アクセス解析を見たら一目瞭然ですね。なのでトレンドを意識した記事を作るのはいいのですが、そこから先どうやって他の記事に興味を持ってもらえるんだろうと考えないと、直帰率の高い、都合の良いサイトで終わってしまうということです。

もうワンランク上に行くには、アクセスを集めてからどうするのか?ってことが大事なわけですが、

ブログを書き続けてどうなりたいのか?

ってことをしっかり決めることが重要ですね。

本気でアクセスだけを集めるなら、トレンドを意識して書き続けるといずれアクセスは集まってきます。これは、僕自身、タイトルや記事にトレンドを意識したキーワードを入れただけの記事にきちんとアクセスがきているからです。誰にでもできて今でも通用する手法かと思います。

ただ、問題はその後。どうやって誘導させるのかがほんとに難しい。

これは自分が実際に検索してみると分かります。よほどじゃない限り、次のページをクリックしてまで見ようとまで思わないですから。

ということでトレンドを狙った記事からどうやって次に繋げるのか?を考えた時にすぐにでもできる対策を考えてみました。

  1. どのページにも表示されるプロフィール欄を作って興味を持たせる。
  2. 次に読んでもらいたい記事のリンクを貼る。
  3. 自分の視点を必ず入れること。

どのページにも表示されるプロフィール欄を作る。

トレンドキーワードによってブログに訪れたユーザーは、離脱するのも早いです。なので、離脱しようとする前に、ぱっと目を引くものが欲しいわけです。なので、プロフィールを目立たせて、自分に興味を持ってもらうための文章を書きましょう。

そして、その先にリンクを置く。また、アクセス解析を必ず設置してください。クリックされたかどうかが分かるからです。おすすめはslimstatです。ブログ管理画面からアクセス解析ができます。プラグインから検索すると出てきます。

次に読んでもらいたい記事のリンクを貼る。

簡単にやれるんですが、やらない人多いんですね。文中に次に読んでもらいたい記事のリンクを置く事。ただ、トレンドを狙った記事からのリンクだと、そのページに関連していないと中々リンクを踏んでくれません。例えば、以下の画像を見てください。

「過激だけれど面白いyoutuberガードマン」という記事に、「何故ガードマンが被害届を出されたのか?」という記事のリンクを貼って誘導させています。これは、どちらもガードマンというキーワードが入ってるので、ガードマンについて知りたくなった人が、次の記事を見に行ってくれたというわけです。

しかし、ガードマンの記事がもう無いと分かると、2ページ見て離脱したとも取れますよね。

自分の視点を必ず入れること。

ただ、トレンドキーワードを入れて、記事を書いたとしても、知りたいことが分かれば、ブログからすぐに離脱します。また、トレンドキーワードを入れて記事を書く人というのは、

ほとんどがネットでの記事の参照するんですよね。

参照して書いているうちにありきたりの誰にでも書けるブログ記事になってしまうことがよくあります。ここで自分の視点を記事に入れたり、自分の言葉で記事にしたりすると、他のページも覗きたくわけです。