youtubeの広告料は見ているユーザーの反応に左右される時代

youtubeの広告料は見ているユーザーの反応に左右される時代

名前は言いませんが、とある迷惑ユーチューバーのアカウントがBANされたみたいですね。

動画の内容を見ていれば、仕方無いなと思う人もたくさんいるかもしれません。

彼のチャンネルは急激にチャンネル登録者数が増え、再生数をあげていたんです。youtubeの多少の知名度アップにはつながったんじゃないかと思っています。それでも、おそらくチャンネルを復活させることができない、完全なアカBANとなったようです。

しかし、今回のアカBANは今までと傾向が少し違うんですよね。何が違うか?というと、

アカBANになるようにyoutube側に通報したって人がいて、それを動画にしている人がいました。

「俺が奴のアカウントをBANした」

と、動画で言っているユーチューバーがいたんです。何度も通報したのは僕だと。これ、嘘かほんと分かりませんが、通報した人がチャンネルで自分だと言うケースって今まであまりなかったですよね。そんなことしたら、自分も叩かれる可能性が高いからです。

しかし、それすら仕方が無いと思えるほどに、迷惑youtuberの動画はひどかったのかもしれません。アカBANに同情している動画も見られず、当然の結果というコメントで溢れていました。

ただ、今回ちょっと思ったのですが、youtubeってBANするまで、多少タイムラグがあるんですよね。youtubeは規約に厳しいと言われていますが、本来消さざる負えないような動画でも、ユーザーからの指摘が大きくなってからじゃないと判断しないようにしているのかもしれません。

上原亜衣さんが言っていた、コメント欄について

元AV女優の上原亜衣さんが、現役時代よりスレンダーになってyoutuberになったのが8か月前。(チャンネル登録者数 48万人)

彼女の動画内の発言で気になるものがありました。それは、

「コメントが荒れると広告が非表示になる」

というものです。上原亜衣さんには結構な下ネタのコメントが届くらしく、それが多くなると動画の内容的には問題がなくても、広告が非表示になるということでした。youtubeは動画だけでなく、そのコメント欄すらまでチェックするみたいです。

これが本当か?分かりませんが、youtubeは動画を見ているユーザーの動向や反応すらも、アカBANや広告掲載などの様々な基準の一つとして扱っているんじゃないでしょうか。

N国党の立花さんのチャンネルについて

N国党の立花さんのチャンネルが、一時期チャンネル登録者数が60万人を超え、月収で1200万を超えた時期がありました。しかし、そのチャンネルはBANされたわけではないにも関わらず、その後「立花孝志のエンタメチャンネル」という新しいチャンネルを作っています。

おそらく一番大きな理由は、広告収入が入らなくなったからでしょう。

youtubeを始める理由のほとんどは、収入といっていいでしょう。世の中を変えたいとか自分の発信力を高めたいという、純粋な気持ちでやっている人がyoutuberの中でどれだけいるか。。。広告収入こそが大部分のyoutuberのモチベーションとなっているのです。

登録者60万人もいたチャンネルから、新しいチャンネルを一から作り始めるのは勇気がいったと思いますが、それでも、チャンネルを捨てたということは、

おそらくどうやっても広告がつかない状況になってしまったんじゃないでしょうか。

コメント欄を閉鎖したりしたのも、それで広告がつくかどうかの実験もしたんだと思います。政治的な動画はコメント欄が荒れますからね。その様子を見ていたyoutubeは政治的なものが絡む動画には広告つけないように変化していったとも考えられます。

公党の代表である玉木雄一郎さん、桜井誠さんなどの動画にも、広告がついていないんですよね。

動画を見ているユーザー

今後の動画作りは、運営側であるyoutubeの規約を重視するだけではなく、動画を見る側のユーザーの反応も気にしなければいけない時代になったとも言えます。

自分がやりたいように、好きなように発言したりすることは、以前のユーチューブでは許されていました。いや、全てが許されていたわけではなく、緩かったんです。それがここにきて、急激に厳しくなった。たくさんのユーザーがyoutubeが面白くなくなったと実際コメントしているのを見かけます。

にも関わらず、何故youtubeは厳しくならざる負えなくなってきたのか?

それは、広告を出してくれる企業の意向が全てです。

youtubeが厳しくなったわけではなく、企業がyoutubeに広告出して売上をあげる為に、youtube側が忖度せざる負えない形になったんじゃないかと思います。

迷惑ユーチューバーが出している動画に広告がつくと、変なイメージがついたり、反応が弱くまったく売り上げがない。そういった動画はできるだけ排除する方向に動くのは仕方が無いとも言えます。

今後の動画作りは、ユーザーが動画を見た後にどういう反応を示すのか?をきちんと考えなければいけない時代になったということです。