sony α6400でメスティンを使った男飯料理を撮影してみた。

sony α6400でメスティンを使った男飯料理を撮影してみた。

日本の素晴らしい景色を映像として作品として残したい。

最初はそんなところから始まりました。そして、映像を撮影しているうちに湧き上がる感情。

良い景色を見て、自然を感じながらご飯が食べられたら。最近、そんなことを強く思うようになり、料理なんてほとんどしたことが無い僕が、シングルバーナーを買い、そしてメスティンまで揃えました。

メスティンというのは、アルミ製飯ごうのことで、 取っ手が付いていて、アルコールバーナーなどでも炊飯できるので、キャンパーにはとても重宝されている道具です。

実際に使ってみるとこのメスティンの素晴らしさが分かります。

実際に料理を作ったときの模様を動画に収めましたが、パスタやドリアとメスティンでは本当に幅広い料理ができるのが特徴です。僕は最初にメスティンでスパゲッティを作ったのですが、家の中で調理しているくらい簡単に作ることができました。

ご飯も炊ける万能調理器具メスティン

メスティンという名前は以前から聞いていたのですが、料理をしなかった手前、特に気になることもなくスルーしていました。しかし、外での調理に憧れてメスティンという名前で検索してみてびっくり。

なんの変課長も無い銀色の箱は、料理という分野で物凄い力を発揮していることを知りました。メスティンでできる料理は数多く、レシピ本もたくさん出ているくらいです。

実際に僕もメスティンを購入して、その魅力にどっぷりとハマってしまいました。

メスティンの使う上での注意点

動画を見てもらうと分かるのですが、バーナーの上にメスティンをそのまま置いてます。僕は直火でやっていますが、メスティンはできれば遮熱板を置いた方がいいですね。

何度かご飯炊いてますが、焦がす確率高いです。シングルバーナーは一か所を集中して温めるので、遮熱板でもって熱を分散させて焦げにくくするんですね。

あと、今回、パスタを作るために、水を沸騰させたわけですが、ここで注意しなければいけないのは、空焚きさせないこと。沸騰して、水が蒸発してしまったまま火を掛け続けるとメスティンが変形して蓋が閉まらなくなるので要注意です。

メスティンで作れる男飯 和風パスタ

料理を始めてダシの凄さに気づいた時、これってパスタにかけたらどうなるんだろう?と、思ったのがきっかけです。実際に作ってみたら、普通に美味しい。ということで動画にしてみました。

このくらいのレベルなら、誰でも思いつくんですが、僕のような料理歴短い人でも簡単に美味しいものが作れるのも料理の魅力ですね。

この和風パスタ、まずメスティンで水を沸騰させるところから始めます。ここで一つ気づいたんですが、シングルバーナーの火力をある程度強くしないと沸騰するまで結構時間がかかります。ガスを節約しようと火を弱くしていると、いつまで経っても沸かないんですよね。

水が沸いたらパスタを2つに割って茹でる。

塩を入れるかどうかはお任せです。パスタの場合、この茹でている時間に箸を使ってよくかき混ぜることが大切です。かき混ぜないとパスタが束にくっついてしまうことがあります。

茹でて水切りをしたら、メスティンに少量の油を引いて、ベーコンとねぎを炒めます。そのあとパスタを炒めますが、その時に粉末だしを入れて混ぜるだけです。まさに男飯にふさわしいとも言えるパスタの出来上がりとなりました。

メスティンで作れる男飯 焼き鳥炊き込みご飯

今回紹介する炊き込みご飯。これも簡単に作れるメスティン料理です。

まずは米を研いで、メスティンの大きさに応じて水を入れて30分水に浸します。実際にこの過程をやったのとやってないのとでは、ご飯の炊きあがりに若干ですが差が感じられました。(微妙な差ですがやはり浸した後に炊いた米の方が美味しい。)

そして、炊く前に焼き鳥の缶詰、竹の子、調味料として日本酒、みりん、しょうゆを少々入れます。あとは、メスティンをシングルバーナーの火にかけて10分程度待ちます。

この時間も本当に微妙なところで、以前色々なサイトを見て15分と書いてあったので、15分火にかけてみたら、米が固くなっているうえに焦げていました。おそらく水の量が少なかったんだと思いますが、ここら辺は経験を経て時間を調整していくしかありませんね。

炊き込みご飯といっても、味付けされている焼き鳥の缶詰めと竹の子を入れるだけ。焼き鳥のごろごろした触感を増やしたいというアイデアから竹の子を入れてみました。

料理動画をsony α6400を撮影してみた。

動画の最初の方なんですが、完全に白飛びしてますね。この時、料理に集中しすぎて完全にヒストグラムの確認を怠っています。

α6400の場合は撮影しながらでも、コントロールボタンの上(DISPボタン)を押すことで簡単にヒストグラムを確認できるので、この撮影から常にヒストグラムを表示させることにしました。

また、このシングルバーナーの映像も窓の下で撮影しているため白飛びしています。その映像をdavinci resolveでカラーグレーディングしているので色合い的にかなり不自然です。少し緑を強めに出してしまったのも影響しているかも知れません。

部屋の中といっても日中は光が差し込んできます。外だとNDフィルターを利用するので、白飛びには気をつけるのですが、部屋の中でも細かいところまで映像チェックしないとダメなようです。

最後の炊き込みご飯の映像ですが、実はこれも日中なんです。カーテンを閉め切って、明かりはランタンです。これがとても良い色合いになり、個人的にはお気に入りのシーンです。ISO1600でもランタンの明かりで十分なくらい綺麗な映像になったと思います。

明かりから遠くなるとどうしても画面の端が黒くなってしまいますが、この程度ならメリハリがあって良いと思うのですがどうでしょう?見せたい部分の光量は十分確保できていると思うんで、今後同じ環境で撮影する場合には、被写体の角度をもう少し良くできないか?を考えています。

個人的にはモノは斜めから撮影してあげると結構カッコ良いと思うんですが、大切なのは見てくれる方がどう思うか?ですよね。

俯瞰(上から)撮影が良いと言う人もいるんですが、基本的に上から撮影は好きじゃないんですよね。この自分が撮りたい映像と見る人がどういう映像であって欲しいか?のギャップが今の時点では結構大きいのかなと思っています。

つまり、今自分がカッコ良いと思っている撮影方法は他人から見たらダサい可能性も高い。これは十分ありえます。自分の価値観だけで、撮影するのはできるだけ避けるべきなんじゃないかと思い始めているのです。

一人よがりな動画にならない為にも、他の人の評価もとても必要ということです。youtubeはその点ダイレクトにみんな意見が聞けるからいいんですよね。