Sony α6400を様々な撮影環境でテストしてみる。

Sony α6400を様々な撮影環境でテストしてみる。
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最近、様々なところで撮影する機会が多くなりました。

家の中はもちろんのこと、猛暑の中でカメラを利用することも。また、浜辺での撮影をしたこともあって、α6400をどうやったら上手い具合に守れるか?を考えるようになりました。

カメラは壊れたら、また買えばいいじゃんという物ではありません。精密機械なので、壊れた場合は修理に出さなければいけない、また修理で戻ってくるまでかなりの時間を要する場合もあるので、できる限り丁寧に扱うことが基本です。

何も考えずにカメラを使っていたら寿命が短くなると思うので、ある程度対応策を講じなきゃいけないシーンも出てくるでしょう。そこで、僕がやっている対応策を記事にしてみます。

室内でα6400を撮影する場合

室内であればα6400をそこまで神経室に使う必要はないと思います。

僕は室内の場合は特に何も行っていません。バーナーで火を扱っていますが、火からある程度距離を保ってカメラで撮影しているので、特に対策は取っていません。

それよりも、室内の場合はカメラが取り込む光の量が室内の場所によって一定じゃないので注意が必要ですね。

例えば、光の入る窓ガラスの下で撮影したりすると白飛びすることもありますが、窓ガラスの無い場所での撮影は、暗くて何が映っているか分からないことがあります。

なので、同じ室内でも場所を決めたらそこから動かさない方が、後々の編集が楽になりますね。ただ、カメラが動かないと映像的につまらないものができたりするので注意が必要です。僕もある程度ジンバルを置きっぱなしにしているので、どうやったら映像的に面白いものができるのか試行錯誤しています。

室内では三脚とジンバルを交互に使う

三脚を複数持っている人やジンバルを使う人にありがちなんですが、カメラに取り付けする際、アダプタのねじを回して三脚を取り付ける必要があります。これが意外に面倒というか、取り付けるたびにねじを回してたら、撮影に時間がかかってしょうがないわけです。

特にweebill sの場合、α6400を付けるときは特殊なアダプタをつける必要があり、三脚に乗せ換える度に10円玉を使ってねじをまわさなければいけません。

ですが、これについてはクイックシューアダプタをつけることで解決できます。こんな器具が1000円もするの?と思うかもしれませんが、僕は三脚には全てこれをつけようと思ってるくらい、撮影が楽になりました。

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50mmのアルカスイス互換 クイックリリースクランプとクイックリリースプレートセットです。改良版の縞模様なノブで、滑り止め機能をアップさせて、普通なクイックリリースクランプと比較すれば、更に脱落を防止し、迅速に調節できます。マンフロットBefreeをアルカスイス互換化できます。

海の近くでの撮影

できれば避けたいのですが、やはり撮影場所が海に近かったりすることでやむを得ないこともあります。海の塩がカメラに何らかの影響を与えるんじゃないか?と不安ですよね。なので、どうにかカメラを防御できないか?考えました。

それでこういった防水ケースを使うことにしました。特に砂浜で撮影する場合は塩だけじゃなくて、砂に気を付けなければいけません。※残念ながら今使っている防水ケースは品切れのようです。

裸のまま落としたらおそらく砂が入り込んでしまうでしょう。砂がレンズの接合部分に入り込んだら間違いなくトラブルになります。ということで、僕はこのケースを購入しました。

これ、水の中で使うために購入する人がいるのかもしれませんが、やめた方がいいでしょうね。1000円程度の商品で水の中で入れて撮影するのはやはり怖いです。僕の場合は砂を防ぐために購入しました。

防水ケースをつけることによるデメリット

まず防水ケースの中に入れて撮影する場合、三脚につけることができません。できないこともないかもしれませんが、ケースにねじ部分の穴を開ける必要があります。たとえ小さい穴だからといっても、そこから砂が入るこむことがあるので、穴を開けるのはやめた方がいいでしょう。

また、ケースの中に入れるので手動での操作ができません。リモコンがあればいいのですが、リモコンで全ての操作ができるわけではないので、結局ケースを開けて操作する手間が必要となる場合があります。

雨が降った時のα6400の撮影

基本的に雨が降った時はα6400での撮影はしません。防水機能がついてないので、雨が降ってきたら撮影は即中止します。ただ、小雨の場合はレインカバーを利用すれば、なんとか撮影も可能です。

先ほどの防水ケースとは違い、三脚がつけられる上、手動での操作も横から手を入れることで操作が可能です。

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普通の素材とは違う、より軽量、薄、柔らかなタフタ素材で仕上げた防水防塵機能つきの一眼レフ レインジャケット(重量118g)です。カメラをマルかぶるデザインで背面透明部分つき。レインジャケットの透明部分からカメラ液晶画面を確認することができます。

液晶が見れるので便利です。

外調理をα6400にて撮影

たまに料理は外で撮影したい時もあるのですが、今は日中の撮影はしないようにしています。

というのもの、今は全国的な猛暑で気温が高い。何度か外で撮影をしてみたのですが、太陽の光をモロに浴びてしまうので、本体がかなり熱くなります。撮りっぱなしはしないようにして、動画は電源をちょくちょく切ることで、熱によって撮影がストップすることはありませんでしたが、この熱問題はα6400でも多少噂を耳にします。

カメラの電源がオンになると、常にカメラの内部温度は上昇します。 これには、ビデオや静止画撮影だけでなく、構図確認などでカメラを積極的に使用していないときも含まれます。
カメラ内部温度の上昇を防ぐためには、以下の点に気を付けてください。
直射日光の当たる場所にカメラを極力近づけない
カメラを使用しないときは、電源を切る
Sony

Sonyのマニュアルに上の様に記載されているわけですが、α6400の場合、パワーセーブモードがあるので、長時間カメラが使われなくなると、自動的に電源が落ちます。これ、撮影を再開するときに面倒な機能のように思えますが、カメラを守るという観点からいうと大切な機能なのかもしれません。※シャッター半押しすることでまた電源onとなります。

内部温度が上昇したカメラを冷ます時間は、電源を入れ直してからの使用可能時間に影響します。 冷却時間が長いほど、内部温度が再上昇するまでの時間は長くなり、反対にカメラの冷却時間が不十分な場合は、非常に短時間で再び電源が切れてしまいます。 冷却時間は、カメラの種類やお使いの環境により、数分~1時間程度かかることがあります。

一旦警告が出て電源オフ状態になった場合、ある程度冷まさないと、次の撮影ができなくなります。実際に僕は一度この警告が出てから、車のエアコンで冷やしたことがあります。

直射日光が当たる場合は、日傘やテントで対応

日陰で撮影できればいいのですが、日陰となると場所が限定されてしまうので、あまりに日差しが強い時は日傘でもって避けるのが一番良いのですが、男が日傘をさしていると見た目的にあまり良くありません(笑)

なので、僕の場合はタオルを被せて直射日光を防いでいました。また、厚手のタオルの上に保冷剤を乗せたりしてましたが、、、保冷剤は溶けて水分が出てくるので、カメラには良くありません。(この方法は推奨されていないので、あくまで自己責任でお願いします。)

夜のα6400での撮影

α6400は暗所に強いカメラと言われています。ほとんど光の無いような場所でも、街灯が一つあれば、ある程度建造物が分かる程度の映像を撮ることができます。

ただ、夜の場合はα6400に限ったことではないんですが、手ブレに気を付けないといけません。望遠レンズなんかで撮ろうものなら、三脚を使わないとブレブレになります。

三脚で撮った方が無難なんですが、映像的に面白くなくなるので、映像はなんとかジンバルで撮影しました。