Sony α6400でランタン暗所撮影。

Sony α6400でランタン暗所撮影。

今まで何度も部屋の中で撮影してきて、どうしても気に入らないことが一つあって。

それは、映像の色合いがその日、その日で変わってしまうことだったんです。

なんで、毎回撮影ごとに変わるのか?というと、部屋の明るさ、つまり窓から差し込む光の量によって変わってくるからなんですよね。晴れの日、雨の日でも違ってくるし、撮影時間によって変わる太陽の角度によっても違ってきます。

撮影環境が毎日変わるのは仕方ないにしても、それを毎回、同じ色合いに整えることができるか?というと、正直面倒なんです。なので、撮影時は部屋を真っ暗にして、ランタンでもって明るくして、映像の色合いを毎回似せようかなと考えています。

別に毎回違っても良いじゃんと思われる人もいるかもしれませんが、一目見て僕が作った映像だと分かってもらうためには、あえて統一させる必要性があると思っています。

静止画や動画で自分のテーマ色を決める

自分のテーマ色を決める?

僕は結構これ重要なんじゃないかと思っています。どういうことかというと、

例えば、youtubeのサムネイルを見ていくと、製作者を見なくても、これは〇〇の動画だと分かる時ないですか?インスタも同様です。これは、サムネイルのフォント、色合いを製作者が毎回一定にすることによって得られる効果です。

例えば、僕がいつも参考にさせて頂いている@mestin_maniaさんのインスタです。

画像 instagram(@mestin_mania

毎回、違う料理です。また、利用している食器や小物も毎回違うにも関わらず、ふと開いたインスタ画像がmestin_maniaさんじゃないか?と思うことがあり、実際に開いてみると、当たっている時が結構あるんです。

これは、mestin_maniaさんが画像の色合いや被写体の構図が毎回似ていること、また扱うものがメスティンが多いことによって、画像だけでオリジナリティが出ている証拠でもあります。

α6400でランタンを使って暗所撮影

窓をカーテンで閉めて、光が入らない状態で料理撮影しました。

ISO AUTOで上限が3200です。この状態だとランタンが少し明るすぎてチーズが白飛びしていて、映像の色が少しキツいのが反省点です。

ただ、今回の様な撮影環境で白飛びしてしまったのなら、次回はランタンの光を少し落として撮影すれば良いので非常に楽です。また、暗所に強いと言われるα6400ですが、暗いところになるとAFが被写体を正確に捉えきれない時が結構あります。

α6400はAFの機能が素晴らしいので、外での撮影時はあまり気にならなかったんですが、暗所ではきちんとピントを合わせて様子を見てから録画開始した方がいいですね。

ダイソーで購入したガストーチの実験

ダイソーに20回近く行って、ようやく見つけたガストーチを早速購入して試してみました。取り付けは、とても簡単なので言うことは無いんですが、少し火の出方が気になります。最後の方でチーズを炙っているのですが、火元からまっすぐ炎が出ていないように見えます。

少なくとも、僕が購入した2000円弱のガストーチでは見られなかったような現象です。ガス缶を多少寝かせたことによる現象、もしくはチーズを焼いた時に出る油分みたいなのが飛び散って、こういう風になるのかは分からないですが、気を付けて利用する必要がありそうです。

火を扱うので多少値が張ってでも、安全な物を購入した方が良いかも知れません。

今回からナレーションを入れてみました。

今までテロップによって調理方法の説明を行っていたのですが、今回ナレーションを入れてみました。

スペック的に貧弱なパソコンを使って動画編集していたころにも、一度ナレーションを入れてみたことがあったのですが、プレビュー再生がカクつくため、声を入れるタイミングが取りづらくやめてしまったことがあります。パソコンを変えたら、プレビュー再生のカクつきもなくなったため、今回再度ナレーション入れに挑戦しています。

今回、利用しているコンデンサーマイクは、USB接続できるマイクです。USBに差し込むだけで録音が開始できる手軽さがあるため、今回このコンデンサーマイクを購入しました。(XLRケーブル接続のマイクの場合、オーディオインターフェースが別途必要となるので、USB接続のコンデンサーマイクはお得です。)

この価格でコンデンサーマイクを購入できるとなると、品質が不安ですが、本格的なレコーディングによる録音でなければ、このコンデンサーマイクで十分かと思います。

ただ、根本のUSBに多少のグラつき、また緩みがあり抜けやすくなることがあるのが難点ですね。

davinci resoloveを使って動画編集

今回の映像ではランタンが効き過ぎてしまいましたが、あまり色の補正はしませんでした。

最初の数カットはピクチャープロファイルをOFFにしたまま撮影していたので、途中からPP10に切り替えて撮影しています。動画開始16秒前後から切り替わっているのですが、少し色に柔らかみを帯びたような気がしませんか?

ピクチャープロファイルとは、映像の特徴を決めるパラメーターを調整、変更するメニューです。調整項目は多数ありますが、項目を分類すると、以下の4種類に分けられます。

基本的な階調や発色を選択する項目
階調(明暗のトーン)を調整する項目
発色を調整する項目
輪郭を調整する項目
[ピクチャープロファイル]で変更したいプロファイルを選び、直接設定モードに入ることができます。

本格的な調整項目を持ち、ガンマカーブや色、ディテールなどのさまざまな項目を変更できます。これらの組み合わせを、PP1、PP2、PP3、…、など複数のパターンとして本体内部のメモリーに保存できます。

なお、設定できる項目はお使いのカメラによって異なります。

ピクチャープロファイルとは?sony ヘルプ

ここら辺は好みになるんですが、現時点ではPP10で撮影して、LUTを当てずに色補正をするだけの動画編集でも十分な様な気がします。色はあまりいじらない方がいいですが、色補正していかないと、カラーグレーディングの技術が身に着いていかないので考えものです。