海や砂浜でミラーレスカメラを利用する時の対策

海や砂浜でミラーレスカメラを利用する時の対策

先日、海で焚火台を使って焼き肉をしながら撮影してみました。

実は言ってませんでしたが、海は嫌いです。いや、嫌いなのは海じゃなくて、海での撮影です。やってみれば、達成感はありましたが、小さいミスをたくさん犯してしまいました。

何より、しっかりとケアしないと大切なカメラの寿命が縮まります。ほんと海での撮影は本当に気を付けなければいけないことがたくさんあるんですよね。

そのポイントと対策をこの記事で紹介したいと思います。

海で料理する時に怠ってはいけない準備。

海で料理する時は、これが全てと言っても過言ではありませんね。

段取りと準備

持っていかなければいけない物を確実に準備しておく。海って、忘れ物があったとしても、すぐにお店に買いにいけるわけじゃありません。今までこの準備を怠ったおかげで、何度撮影を中断してお店に買いに行ったことか。

この忘れ物は確実にモチベーションが下がるんで注意してください。

以前、海で料理をしようと思った時にメスティンを忘れてしまったことがあり、嫌になってその日の撮影を断念したことがありました。しかも、ガソリン代をかけて遠出しておいて。メスティンの様にそこらへんのお店に売っていないものなどは、絶対に忘れてはいけません。

必要なものは必ずメモし、当日はきちんと持っているか?のチェックをした方がいいですね。そんなの必要ないと言われればそれまでですが、僕の様な忘れっぽい人間は、このチェック表は作っておいた方が無難です。また、持っていく荷物は、できるだけ一つにするのも忘れものを少なくする手です。

僕の場合は、料理道具は一つのコンテナボックスにまとめ、撮影道具は一つのバッグはカメラ、もう一つはジンバルとランタンを入れるバッグに入れています。

料理道具 撮影道具
メスティン α6400
皿、スプーン NDフィルター
スキレット 充電器、モバイルバッテリー
調味料 レンズ
シングルバーナー ブロアー
ガス缶 レインカバー
焚火台、シート ランタン
耐熱グローブ ジンバル
火消し壺 三脚2つ
炭、トング
固形燃料
ガストーチ
着火剤

この表をスマホに入れておいて、毎回行く前にチェックするようにしています。

created by Rinker
容量:約60リットル サイズ(展開時):55cm×39cm×29cm サイズ(収納時):55cm×39cm×5cm 材質:表地‥コットン 裏地‥ポリエステル

※購入の決め手はおしゃれだったこと。これに付きます。また、持ち運びすることを考えると取っ手がついてないコンテナボックスは却下しました。このボックスに調味料やメスティン、まな板などを入れています。

海で料理をする時の風、砂対策

これだけははっきり言えます。

砂対策を取らずに海で料理をするべきじゃないです。

砂浜で料理する時の風の対策

海は特に風が強いです。木を使って火を起こす場合、火の粉が風によって結構飛びます。海は周辺に燃えそうなものが無いので、火事の心配は無いんですが、火の粉が服に飛んで焼けて穴が開いたりすることがあります。また、肌に飛んでくれば、当然のことながら熱いです。

できるだけ風が来ないように、砂によって丘ができたところの傍で、風を防ぎたいものです。ただ、ちょっとした丘では風は防げません。先日、僕は流木を風除けにしましたが、当然のことながら流木程度ではちょっとした風除けにしかなりません。

今回、僕は焚火台だけではなく、シングルバーナーも使いました。このバーナーは風除けが無いと風で火が消えてガスだけが出ている危険な状況になり得る可能性もあります。きちんとした風除けできる物を購入した方がいいです。

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【高効率発熱量】高熱効率バーナーで、最大3900Wの強力な火力。火力調整可能、多用途に合わせて火加減を調整でき。二重漏れ防止弁は、火炎の出力を制御し、ガスを完全燃焼させ、エネルギーを節約することができます。

砂浜で料理する時の砂の対策

僕が撮影を行った日は、風もほとんどなし、砂浜も固く、砂埃も舞わないようなコンディションでした。でも、完全に甘く見てましたね。

できるだけ自分の物は砂に付けないようにしなければいけません。

砂浜にコンテナボックスを持っていって、そのまま降ろすのではなく、必ずシートを敷くべきです。なぜかというと、コンテナボックスのすぐそばを歩くと、サンダルの下に砂がついて、それがコンテナボックスの中に混入するからです。

シートを敷いてコンテナボックスの近くで砂が舞わないようにする、そして、コンテナボックスやケースなどを開けた時は必ず一回ずつ閉めて、砂が入ってくることを防ぎます。

また、物を落とした時に、砂が着いてしまうので水も必要です。調理中に食べ物を砂浜に落としてしまうことはザラにあります。水があれば、すぐに洗い流すことができるので、水の準備は怠ってはいけません。

海でα6400を使って撮影する際の準備

料理に関しては、それほど準備しているわけではありませんが、カメラに関しては結構準備はしていきました。

砂がカメラ内部に入ってしまうことが非常に怖かったからです。ズームをした時に伸びる部分に砂が入って「ジャリ!!」なんて音がしたら、、、なんてことを想像したら、手厚いくらいのカメラの保護が必要だと思ったんです。

絶対に砂がカメラに入らないようにしないといけないと考えた僕は、完全にカメラを密封状態にできるカメラケースを購入するしか道はないと思いました。

α6400の砂浜での撮影対策

このケース、防水設計されているとのことですが、当然ですが本来の使い方はしません。この作りでこの価格です。水の中でなんて怖くて使えません。α6400は防水設計されてませんからね。浸水などしようものなら一発アウト。

このケースは砂を防ぐために購入しました。上のジッパーみたいなのを締めることで密閉状態にすることができます。レンズは多少伸びても、ケース自体が大きめに作られているので大丈夫です。

しかし、問題がこのケースを付けたままだと、三脚に乗せられないことにあります。

なので、このケースを付けたまま三脚に乗せられるように木を購入し雲台を自作し撮影に挑みました。ジンバルの利用はやめておきました。ジンバルは防水ケースも無いので、塩から身を守るためには、海では利用しないことが適切だと考えたからです。

ジンバルが使えないのでカメラワークが単調になりやすく退屈な映像になってしまいますが、それでもなんとか撮影できました。

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普通の素材とは違う、より軽量、薄、柔らかなタフタ素材で仕上げた防水防塵機能つきの一眼レフ レインジャケット(重量118g)です。カメラをマルかぶるデザインで背面透明部分つき。レインジャケットの透明部分からカメラ液晶画面を確認することができます。

海では最低でもこういうレインカバーをつけながら撮影した方が良いかもしれません。

α6400の砂浜での音対策

通常の外撮影では、α6400の内部マイク部分に、イヤーパッドを両面テープで付けることで風切り音対策したりしますが、今回の撮影の場合、まずカメラが防水ケースに完全に入っているので、何もつけずに撮影してみました。

ケースの中に入っているので、音を全く拾わないものと思っていたのですが、スキレットで肉を焼く音がしっかり聞こえているので、大丈夫なようです。

ただ、今回閉め切っていたと思っていたジッパーが、三脚から外す時に完全に閉まっていなかったことに気づきました。なので、その隙間から外部の音を拾ったのかも知れません。ここら辺は今後検証していく必要がありそうです。

 

[rpi]