fimi palmのレビュー。悪いところだけ書いてみた。

fimi palmのレビュー。悪いところだけ書いてみた。
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昨日、動画を撮ったんですが、そこでfimi palmを使いこみました。

こういうアクションカメラを使いこむと、α6400がカバンから出しにくくなりますね。はっきり言ってしまうと、α6400とweebill sのセッティングがめんどくさいからです。α6400にweebill sをバランスをとって取り付けて電源を入れる。バランスが取れてなかったり、ロックが外れていないと警告音が鳴ったりと、慣れないとこのセッティングに時間がかかります。(それでも他のジンバルから比べるとかなり楽になったと言われています)

重い上にほんとに面倒なんですよ。ジンバルの設定は。

その分、fimi palmはすでにジンバルにカメラが載っている状態のようなものですから、セッティングの必要がありません。電源を入れたらすぐに使えます。

昨日はたくさん録画したのですが、欠点もたくさん分かりました。ということで、今回の記事ではfimi palmの悪い部分だけを書いてみたいと思います。

画面フリックとクリックが反応しづらい

フリックというのは画面をタッチしながら上下左右のいずれかの方向へ指を払うアクションです。これ、ボタンが少ないアクションカメラではフリック操作を結構使うことになります。

頻繁にあるにも関わらず何度かやらないと反応しない時があります。アップデートによってだいぶ改善されたという人もいますが、僕がやった感じではまだまだです。スマホなどを使い慣れている人だと、一瞬故障しているんじゃないかと思えるレベルだと思います。

この画面フリックがなりにくいせいでシャッターチャンスを逃すこともしばしばります。

夜間のiso auto撮影は難しい

日中での撮影ならほんとに使い勝手がいいです。ブレも少ないですし、晴れの日なんかの映像は実に鮮やかです。しかし、夜をiso autoで撮影したら映像は全然ダメでした。

アクションカメラはイメージセンサーも小さいですし、仕方ないのかもしれないので、こればかりはfimi palmを責められないのですが、ノイズが極端に増え、映像の色も飛んでいることもあります。

※isoは3200まで設定可能。

isoもautoにすると1600までしかあがらないようです。α6400でさえ、夜の撮影でiso 1600では暗過ぎると感じる時があるので、fimi palmのようなセンサーが小さいカメラでこの設定値では、まともに映らないのは無理もありません。

fimi palmで夜の撮影はしないと予め決めておいた方が良いのかもしれません。

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16mm-50mmの標準ズームレンズ、55mm-210mmの望遠ズームレンズのセット

データのプレビュー時は気を付ける。

撮影した映像を確認する時は画面下からフリックするのですが、次の映像を見たい時は右か左にフリックします。もう一度下からフリックすると、データを削除するかどうかの確認になるので、誤ってokボタンを押してしまうと、データが消えてしまいます。

※データを削除するかどうかのメッセージ文。

これ、間違ってデータを削除する人多いと思うので気をつけた方がいいです。

音声が小さい

これは同時に録画してみて分かったのですが、α6400で撮影した音声はとてもはっきりと聞こえていたのですが、fimi palmで撮影した時の音声を聞いてみると、かなりこもったような音声になってしまいました。α6400の内臓マイクはかなり優秀みたいなんで、比べるのもおかしいのですが、こういったアクションカメラは映像だけじゃなく会話も残したい人もいるはずです。

もう少し、マイクの集音機能を高めて欲しかったですね。

起動時のおかしな反応

fimi palmは起動時にカメラが動作します。これはキャリブレーションでも取っているんでしょうか。

しかし、たまにカメラが斜めになったままの時があり、そうかと思えば電源が落ちて、もう一度カメラが動作する時があります。これ、僕だけなのかなと思って調べたのですが、同様の症状になる人、結構いるようです。

サポートに修理を出しても、商品が返ってくるまで時間がかかりそうなので、迷いますね。

電池の減りがかなり早いように感じた。

これは体感でしかないのですが、電池の減りがかなり早いように感じました。

充電満タン時から240分の撮影可能ということで期待していたのですが、おそらくこれはカメラを固定で撮った場合でしょう。手に持って、横移動縦移動とやっていたら急激に電池減っていきます。

電池の替えが効かないので、モバイルバッテリーを持つしかありません。

ズーム機能は使わない方がいい。

アクションカメラでズーム機能がついてるのは珍しいのかもしれません。そういった意味でいうとfimi palmも多機能なんですが、残念ながらデジタルズームなので、ズームすると画質が悪くなります。3倍までできるのですが、2倍が実用に耐えられる画質かなと思います。

デジタルズームという機能は、fimi palmでなくても画質が劣化します。

fimi palm専用のマウントが少ない

fimi palmが発売されて間もないので、専用のマウントが少ないです。なので、go proやosmo actionのマウントを流用することが多くなります。

ただ、こういう買い方をすると、届いて着けてみたら結局合わなかったということが出てくると思います。実際に僕もgo pro用のチェストマウントを購入してfimi palmを着けてみましたが、微妙に緩くて動くんです。カメラは動いてしまうと、当然映像がブレます。

購入して失敗したと思える買い物でしたが、fimi palmは専用マウントが少ないし、これから出てくるかどうかも分かりません。リスクを承知で購入するしかないのです。

三脚穴の位置がおかしい

これだけはほんとに謎です。なぜこの位置に穴を開けたのか分かりません。普通に考えて底面に三脚ネジ穴を付けるべきではないでしょうか?

この位置の穴で三脚に付けられないこともないんですが、カメラ部分が回転すると三脚に干渉してしまうため、三脚にはあえて利用しないことにしました。

僕はストラップマウントを付けましたが、これもまた首から下げながらfimi palmで撮影すると、バランスが取れなくてカメラが斜めになってしまうため、買って失敗したケースです。

また、fimi palmを首から下げると、ストラップの紐がカメラに干渉します。

fimi palmのレビュー。悪いところだけ書いてみた。まとめ

ここまで書いていますが、僕はfimi palmに関しては買いだと思っています。

何故なら、他のアクションカメラと比べると、圧倒的に安い。

もちろん安いだけじゃダメなんですが、ここまで手振れ補正が効いていて、日中の映像はとても綺麗。このレベルでこの価格なら買いということです。

以前はキャンペーンで20000円を切ってたんですよ。今、少し高くなりましたが、go proと比べると半分以下の価格です。アクションカメラは海や砂浜での撮影で多用しようと思っていたので、安ければ安いほど買い替えが楽です。

fimi palmには良いところもたくさんあるので、今度は良いところのみレビューします。

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