シングルバーナーの分離式と一体型の比較検証。

シングルバーナーの分離式と一体型の比較検証。

[rpi]

先日、初期の動画から使っていたシングルバーナーが壊れました。

料理していたら、突然火が消え、そのまま点火ができなくなったのですが、シングルバーナーの底部分を確認してみると、ガスホースの根本が割れていました。

これが原因で火が付かないのかは分かりませんが、ガス漏れの危険があるので、そのまま使わず新しいのを購入することにしました。

最近、キャンプ人気によって注目され始めたシングルバーナーですが、火を扱う器具なので、周囲の安全確認や器具のチェックは十分行った方がいいです。ガス漏れから引火する事故もこういった器具では十分考えられます。

分離式シングルバーナー

先日壊してしまったシングルバーナー。本体とガス缶を離して、熱を直接受けないようにする仕組みになっています。下記の様なバーナーを分離式シングルバーナーと呼びます。

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数分以内に1000mlの水を沸騰にすることが出来ます。 圧電点火でライター不要で便利です。 鋸歯状の五徳は滑り止め可能で、しっかり鍋を支えて、より安定です。 シングルバーナーは折り畳み式で専用ケースに簡単に収納されるので、アウトドア時に持ち運びは便利です。 キャンプ、ハイキング、登山、ドライブなどいろいろな場合に活躍しています。

分離式シングルバーナーは比較的安全

ガス缶は熱で爆発してしまう可能性もあるので、そういう点から考えると、ガス缶と火元を離しておける分離式は安全とも言えます。

分離式シングルバーナーはガス缶が不安定

安全ではあるのですが、立ててガス缶を置いているので、ホースに手を引っかけたりしてガス缶を倒してしまってパニックになったという人もいるので、気を付ける必要があります。

分離式シングルバーナーは着火しにくい。

これは、上記の様なシングルバーナーに限ったことなんですが、点火スイッチはシングルバーナーを手で固定しながら押す必要があります。

これが意外にやっかいで、一度使うとシングルバーナーは鉄の部分はかなり熱くなっていて、素手で触ると確実に火傷します。僕も過去に3回に渡って軽い火傷しているのですが、防火性のグローブなどをはめてからじゃないと触るのは危険です。新しく買ったバーナーでは、この様な事はなくなったのですが、それは着火の仕方が違うからです。

一体型シングルバーナー

このバーナーは先ほどの分離式とは違い、直接ガス缶をバーナーに取り付けるため、火元にガス缶が近くなり、安全面では劣ります。しかし、この一体型を使い始めてから、このバーナーの使いやすさにすっかりと虜になってしまいました。

一体型シングルバーナーはガス缶が固定

本体にガス缶をカチっとはめて固定する為、分離式の様にガス缶のみが不安定に動くことはありません。ただ、火元の近くで固定される為、安全性に問題があります。そこで熱から守るため、ガス缶の上にステンレス板を使います。

一体型シングルバーナーは着火がしやすい

これはバーナーによって違うのかも知れないですが、僕が購入したものは着火スイッチを押すのではなく、下に降ろすものだったのです。手で固定せずとも人差し指一つで着火できるので、熱いバーナーを触る必要がありません。この様子は7分50秒当たりから確認できます。

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【高効率発熱量】高熱効率バーナーで、最大3900Wの強力な火力。火力調整可能、多用途に合わせて火加減を調整でき。二重漏れ防止弁は、火炎の出力を制御し、ガスを完全燃焼させ、エネルギーを節約することができます。

シングルバーナーは分離式と一体型どちらが良いのかまとめ

一体型のシングルバーナーは安全性が少し心配ですが、ほとんどが遮熱板が付属しています。(※付属していないバーナーも多いので要確認)実際にこの遮熱版を使い、数分間に渡って調理してからガス缶を触ってみましたが、全く熱くありませんでした。

点火もしやすく、ガス缶を寝せたまま使うことができる一体型シングルバーナーを僕はお勧めします。