アクションカメラは手に持っていつでもどこでも撮影できるところがウリだと思うのですが、fimi palmを買ってみて思ったのが、
やっぱりマウントや三脚は必要だなと思う時が結構あるんですよね。
車の中から流れる風景を撮る時なんて、マウントが無いとキツイし、そもそも撮りっぱなしする時は三脚が必要。しかし、その三脚に取り付けるのもマウントが必要。釣りをする時もチェストマウントがあれば、便利。
バイクに載せる時もマウントが絶対必要。
アクションカメラって本体買って、さぁ映すぞ!って意気込んでもそこから必要なものがどんどん出てくるというね。
そこでアクションカメラを買ったら、最初にどんなマウントを買うべきなのか?を考えてみたいと思います。
トライポッドアダプター
Go proも底に三脚穴があり、三脚が簡単に取り付け可能かと思いきや、三脚につけるにはフレームケースを買い、それにトライポッドアダプターと組み合わせてネジで締める仕様のようです。
つまり、三脚に載せて撮影するには、トライポッドアダプターとフレームケースが必要ということです。
上記の様なアダプターとフレームケースを組み合わせて三脚に載せるわけです。
今のフレームケースには大体下部分にアダプターが付いているようですが、三脚穴が無いので、三脚穴の付いたトライポッドアダプターが必要になります。
また、フレームケースには様々な種類があります。防水用、防風用、衝撃保護用、それに加えて直接充電できたり、外部マイクを付けたりするために、ワンタッチで開くカバーがあったりと様々なものがあるので、自分の撮影方法に合わせてマウントを購入する必要があります。
何故本体に三脚穴を付けないのか疑問が残りますが、おそらく防水対策で穴の部分からの腐食を防ぐためと勝手に想像しています。
fimi palmの場合
今の段階でamazonで確認してみましたが、fimi palm専用に販売されているトライポッドアダプターは見つけられませんでした。なので、go pro用で代用したりします。(代用するので正規の使い方ではありません。物によっては合わない場合があるので注意してください)
で、go proではフレームケースになりますが、fimi palmの場合はこういったマウントが必要となります。
fimi palmのこういったマウントの場合は下のアダプター部分に三脚穴がついている場合が多いので、商品説明文を確認してみてください。go proの場合はフレームケースに様々種類がありますが、fimi palmの場合はほとんどが三脚に載せるためのマウントになるようです。
クランプマウント
テーブルなどに挟めて使うクランプマウント。テーブルじゃなくても挟めるところなら木や鉄棒などにも挟めて撮影できるので結構便利です。
しかし、この丸い部分。それ程自由に動くわけではなく、無理に動かそうとすると外れたりします。fimi palm用ではないですが、これも組み合わせて使っています。
車のドアにクランプマウントをfimi palmをつけて録画しながら走ってみた。
クランプマウントはGopro用だけど買って良かった。ブレずに撮影できている。
外なら結構綺麗な色が出るんだけど、夜に撮ると使いものにならないくらいのノイズが出てしまう。 pic.twitter.com/02RUNEjhRt
— 男のロマン→youtuber (@takasug83500754) November 5, 2020
実際にドア部分にクランプマウントを挟んで撮影した動画です。かなりしっかりしたクランプの様で走行中による段差のブレもほとんど感じられません。ただ、このクリップが中々硬く、開かないので挟めるところがあまりないのが難点ですが、動かないように硬めに作られてるので仕方無いとも言えます。
チェストマウント
アクションカメラもかなり小型化していますが、それでもGo proなどは持ちながら撮影するとなるとグリップや小さい三脚などが必要になってくると思います。
小さいですが、それでも持ちながら撮影すると目立つんですよね。また、手に持って撮影していると、手が疲れてブレ始めます。目立たないよう、もしくは手や腕への負担を軽減するためにあった方が良いのがこのチェストマウント。
僕の場合、チェストマウントとクリップマウント組み合わせて使ったりしています。
バイク用マウント
最近バイク用のマウントが多く販売されるようになりました。これはコロナ禍による影響も多少あると思います。バイクは感染をあまり気にせずに楽しめるからですね。
そのライディングの様子を撮りたい場合は、アクションカメラ、そしてマウントが必須となるわけですが、マウントといってもハンドルに付けるタイプからネックストラップ、ヘルメットに付けるタイプまで様々あります。
ヘルメット用マウント
これを開発した方は素晴らしい。僕が知っている限りではこのマウントが出たのは結構最近じゃないかと思います。
このマウントの素晴らしさは、ヘルメットにテープで付ける必要が無いこと、そして見た目もそれ程おかしくないこと、首が動く範囲で可動域があるので、撮影の幅が広がるんですよね。
両面テープによってつけるマウントが結構販売されていますが、テープなのでマウントが落ちるリスクも考えなければいけません。落ちたらカメラが壊れます。僕はバイク映像を撮るならこのマウント一択です。
ネックマウント
映像の確認をしたい時などは取り外しが簡単なのでこのネックマウントも便利かと思います。ただ、映像の部分でいうと首を動かせばいいのとは違い、体(胸)を撮影したい方向に向けなければいけないので、映像の質という観点から言うと少し落ちるかも知れません。
アクションカメラのマウントは絶対必要
そもそも、アクションカメラって被写体も動く、そして撮影する側も動くことを想定して作られたわけです。価格も安いわけじゃないので、あまり動かない被写体を撮影するなら、一眼レフカメラを買った方が良いです。
しかし、自分が動いて撮影する場合、今のミラーレスカメラによる手振れ補正では比べ物にならない位、アクションカメラの手振れ補正は効きが凄く素晴らしい。
Go pro maxやfimi palmなどをバイクに付けて走っている動画を見てみてください。一目瞭然でほとんどブレないんですよね。だけど、これはアクションカメラ単体でブレないわけではなく、マウントによる力もあります。価格だけでマウント選びをすると、また同じようなマウントを買うハメになり二度手間です。
アクションカメラで良い映像を撮影するには、マウント選びが非常に大切だということを忘れてはいけません。
[rpi]