使えない、後悔するアクションカメラ

使えない、後悔するアクションカメラ

コンデジに始まり、一眼レフ、スマホと時代とともにカメラも進化してきました。一番最初に買ったカメラはcanonのkissモデル?ちょっと忘れましたが、結構高い買い物したと思います。

あれから20年以上経ちましたかね。

時代が流れ、性能がかなり向上したのはもちろんなんですが、これだけ多くのカメラが出ているわけです。値段がもっと下がっても良さそうなんですが、価格は下がっていない感じします。特に一眼レフカメラなんかは。

しかし、今は物が売れない時代。

売れない、そして真似されやすい製品は値段が間違いなく価格を下げざる負えないんです。今、その代表格がアクションカメラなんじゃないかと思います。しばらく、Go proやDJIでこのアクションカメラの市場のほとんどを占めていたような感じがしましたが、最近になって聞いたことが無いメーカーからのアクションカメラが増えてきました。

しかも、驚くほど低品質なものから、安いにも関わらず高品質なものまで。その見分け方というとおこがましいですが、実際に僕がアクションカメラを買って失敗した例なんかを交え、お伝えしたいと思います。

今回の記事についてはカメラの数字や性能については詳しく触れません。あくまで、これからアクションカメラを買ってみようと思ってる方向けに書いています。

撮れるんだけど、全く使いものにならないカメラ

アクションカメラはの品質はびっくりするくらい向上しました。1年前と比べても。今は返品祭りになるようなカメラは売ってないでしょう。しかし、実は目立たないながらもあるんです。

これ、駄目だろってモノが。

一応僕もガジェットを記事で紹介したりしてるんですが、製品が使えない、駄目すぎて紹介できないってことあるんです。ま、つい最近にもありましたんで、何が駄目なのか?ってところをお話したいと思います。

やたら反応が遅い

これ、前に買った安いアクションカメラについてです。カメラってシャッター切ったら、同時と言ったらアレですけどそのくらいすぐに撮れるものと思うじゃないですか。

違うんです。やはり安いものだと、シャッター切ってから、タイムラグがある。アクションカメラで動画がメインだからそれほど気にならない人もいるでしょう。

でも、動画だってストップボタンがすぐに反映されなかったらどうです?ボタンが固いのかなんなのか。でも、安いカメラはこういう細かいところに全く手が行き届いていないんですよね。

子供の運動会で使うとしたら、こんなん致命的ですよね。

付属品がやたらついてくる

最初、箱を開けた時、感動します。こんなにも付属品つけてくれて、結構色々な場所で撮れるぞ!みたいな。でも、数日使って気づいたんです。

本体の出来の悪さを隠すためのカモフラージュじゃないかって。

とにかく壊れる。

作りが超雑

日を追うごとにボロが出始めます。こんなんだったら本体のカメラにもっとお金をかけてくれよ。と思うわけです。

防水ケースに水が入ってくる

このアクションカメラ自体は防水ではなく、付属品として付いてくる防水ケースに入れて使用することで、防水になるんですが、海に沈めて魚を撮影しようとして使い始めたら、3回目で防水ケースに浸水。防水ケースにひび、壊れもなく、きっちりと閉めていたんですが、はっきりと水が入ったことを確認できたので、それ以降は水での使用はやめました。

カメラが壊れなかったことが不幸中の幸いでした。

手振れ補正が甘い

アクションカメラはここがキモの部分ではないでしょうか?動きながらの撮影が前提となっているので、手振れ補正が絶対に必要となります。

ところが実際に撮った映像を見てみたら、iphoneの映像とは比較にならないくらいブレてる。映像しか撮ることができないアクションカメラで、キモである手振れ補正がまったく効かないんです。

レンズが暗い

やっぱり価格の高い安いはここで結構違いが出るかも知れませんね。レンズって本体の部品の中でも、値段が結構しますしね。安いカメラはとにかく暗い。F値2.8とか今のアクションカメラは多いんですが、F値が書かれていないアクションカメラ結構あります。

何故、この部分を記載しないのか理由は分かりませんが、この値を見て購入を決める人もいるので、問い合わせなどして聞いた方が良いかも知れません。

アクションカメラを購入する時の注意点

最近になって、アクションカメラは各社凌ぎを削っていて、駄目なカメラは淘汰されるようになりました。それだけ購入者の目が厳しくなったのかもしれません。安いうえに質も良くなければいけない。前なら、安いならしょうがないって人が購入してたような気もします。

今は安くてもそこそこ満足度の高いカメラが出ています。まぁ、ある大手ネットショップだと駄目なアクションカメラの在庫を捌くためなのか、まだまだ販売されているようですけど。

最大手メーカーのGo proを購入した事のある方は、安いアクションカメラに手を出すと、あまりの違いにびっくりするかもしれませんが、アクションカメラを初めて購入する方なら、あえて価格帯が1万円以内ものを練習用に買うのも一つの手かもしれません。

そこで、違いを知るというのもいいでしょうし。

全てのカメラを試したわけでもないので、全てが駄目だとは言えませんが、それなりの品質を保つためには、やはり一つ一つの部品にまできっちりとお金を掛けているから、カメラ本体の価格も高くなるんだということを認識しておいた方が良いのかも知れません。