chat GPTが世に出てきた時、これから起こりうる素晴らしい未来を想像するよりも、AIから仕事を奪われない為に何をすべきかを考え、検索しまくった人も多いのではないでしょうか?
心配しないでください。
AIは間違いなく人間の仕事を奪っています。
例えばどういった仕事と言われると、さっと思いつくのはこの程度。
- youtube動画の字幕起こしの仕事
- 記事作成の仕事
- 作曲、BGMの仕事
実際にこれらの仕事ってクラウドワークスなんかで見てみると単価低いですね。確かに現段階ではAIが全て奪うというところまではいってません。依頼するのも、それを承諾してこなすのも人なんで、そこにお金は生まれるわけです。なのでゼロにはならないでしょう。
でも、AIで全て代用できてしまうような職種は単価も低くなり、仕事すらなくなってしまう可能性も無いとは言い切れません。
youtubeのchat GPTの対談動画で言っていた人がいたんですが、AI化が近い将来進んでいくと、
「物価が限りなくゼロに近づくんではないか?」
って言っている方がいましたが、僕もそう思います。効率化が進むと人の手がいらなくなりますからね。人件費を圧縮できれば、物価が下がるのは当然です。日本人は働くことが美学とされてましたが、AIに任せてれば、暇を持て余してしまうなんて時代は、そう遠くない未来に来るんじゃないかと。
AI時代におけるビジネスマンの生き残り戦略
今、AIの出現によって、漠然とした不安を抱える人はいるものの、多くの人は今すぐに何かをしなければいけないというところまでは至っていない。
AIによって職を失ったみたいな話を近いところで聞いてないからでしょう。しかし、先を読むことに長けた大企業なんかは、すでにAIによる影響は出始めてますね。
googleでもリストラが始まってると言いますし。
確かに現時点でそれほどchat GPTが全世界で普及しているわけではありません。触ってはいるものの、実際の業務に使っている人は2割も満たないだろうなんて言う人もいるくらいですから。
だけど、それは現時点での話。
ここから先、AIは人間の創造をはるかに上回るスピードで進化を遂げるんじゃないかと思ってます。そうなった時に、AIが使われる側になってる保証などないんです。むしろAIに使われるような時代になっている可能性もあります。
そうなっても生き抜いていく戦略を何個か考えてみました。
AI関連の資格を取る
今のところそれ程数多くはありませんが、やはりAIに関連する資格が出てきました。以下の資格は、Bard AIに質問し回答してもらったものを表にしています。ITパスポートや情報処理技術者試験なんてのは昔からありますが、今後AIと密接に絡んだ試験問題になるでしょうから、一応載せてます。
資格 | 内容 |
---|---|
G検定(ジェネラリスト) | AIの全体像を理解し、AI技術の活用を推進する能力を認定する資格 |
E資格(エンジニア) | AI技術を活用して、ビジネス課題を解決する能力を認定する資格 |
AWS Certified Machine Learning – Specialty | AWS上で機械学習モデルを構築・運用する能力を認定する資格 |
Professional Data Engineer | データエンジニアリングの専門知識とスキルを認定する資格 |
Python3エンジニア認定データ分析試験 | Pythonを用いてデータ分析を行う能力を認定する資格 |
画像処理エンジニア検定 | 画像処理の基礎知識と応用技術を認定する資格 |
統計検定 | 統計学に関する知識と技能を認定する資格 |
基本情報技術者試験(FE) | 情報処理技術者試験の第一階級に相当する資格で、情報技術に関する基礎知識を認定する資格 |
ITパスポート | 情報技術に関する基礎知識と技能を認定する資格 |
情報処理技術者試験 | 情報処理技術者試験の各階級に相当する資格で、情報技術に関する高度な知識と技能を認定する資格 |
ただ、AIに関連した資格となっていますが、今のところ、この資格が無いとできない仕事があるってまでは、なってないようです。
どうせ資格を取るなら重要なのが、
「この資格が無いと仕事をすることすらできない」っていう資格を取ること。
裁判で弁護する為には弁護士の資格が無いとできない、車を整備するためには整備士の資格が無いとできないみたいな。
いずれAI関連の仕事にも必須の資格が出てくるかもしれませんが、現段階では見当たりません。僕らにできることは、今後そういった資格が出てきたらいち早く取得するのか、なり得るだろう資格を見越して狙いうちするという方法がベストかと思います。
コミュケーション能力を身に付ける。
今後、AIが進化し、ロボットが急速に普及しても、人間のコミュニケーションがゼロになることはないでしょう。ただ、減っていっても仕事に影響しなくなるという事も考えられます。
もしも、ロボットが対人間のコミュケーション能力を身に付けたとしたら、、、そんな時代なんて来てほしくないと思う一方、結構社会貢献できると思うようなところもあります。例えば、
一人世帯の家事手伝い、話し相手
アニマルセラピーの代用
など、AIが進化していくと負の場面ばかりを想像してしまいますが、多いに役立つ場面もたくさん想像できます。今後、AIはどんどん人間の仕事をしていくでしょう。しかし、最終的な決定は結局人間同士で決める。その部分にどう人間が入っていくかが生き残るための鍵なのではないでしょうか?
AIを操作する仕事
AIに取って変わられたくなければ、AIを開発したり、操作する仕事に就くことも選択肢の一つといっていいと思います。
医療の最先端の映像を見たのですが、手術で細い血管を切ったり繋いだりする作業を全て機械が行っていて、その機械を動かすのが全て医者によって行われているのを見たことがあります。
AIは人間の手先の器用さまでは完全に再現できないとまで言われていますが、ほんとにそうでしょうか?人間では到底できないような動きまでも可能となる。そんな時代は来ると思ってます。
AIにはプレッシャーを感じるという心理的負担が無いので、そこで代用できそうなところは全てAIに任せ、最終的な判断、決定は医師に任せる。このようにAIを完全にコントロールする為の仕事が、今後多く出てくるのではないでしょうか。
AIがもたらす変革とビジネスマンの対応策
半年くらい前にchat GPTが世に出てから、物凄い早さでビジネスの世界でも大きな変化が起こっています。当時はAIに人間の仕事がとって変わられることは無い、AIはそこそこ普及して終わるだろうという見方が大半だったと思います。
しかし、今やそんなのは言い分は、まやかしに過ぎなかったと言わざる負えません。
僕も多くのみなさんと同じように、そうならないで欲しいと思っていただけだったのです。もしかしたら恐れていただけなのかもしれません。
AIが人間の仕事を全て奪っていったら、生活はどうするのか?
そう考えてしまうのも無理はありません。
でも、AIの進化に流されるまま過ごせばいいのか?というと、それも違うような気がします。僕は今から、AIをもっともっと活用するべきだと思っています。
AIを使えば負けみたいな考えの人もいますが、活用しなければ、その裏でAIを活用して仕事をどんどん進めてくる人もたくさん出てくるでしょうか。
その流れに黙って指を咥えて待ってられる人、どのくらいいますか?
使えるものは使ってどんどん活用すべきです。