amazonで一番売れてると噂のsolocast HYPER Xを使ってみた

amazonで一番売れてると噂のsolocast HYPER Xを使ってみた

今まで無名メーカーのコンデンサーマイクを使ってました。不具合はないんですが、サイズが大きくて録音するにもちょっとした手間がかかるということで、買い替えを検討していました。

録音するためのマイクを買う為の条件として、

  • 三脚スタンドでないこと
  • USB接続であること
  • 小さくて持ち歩けること

この条件に当てはまってて、なおかつ今もなお売れている。それがこのHyper Xのマイクだったんです。

三脚スタンドでないこと

マイクを新しく買うとしたら、僕としては小型のマイクスタンドついていることが条件でした。三脚スタンドのだと三脚を開くという作業も必要になってきます。毎日録音するとなると、この取付けが憂鬱に感じる時が何度もあります。パッと出してすぐに録音したいとなると、スタンドと一緒に小さく収納できるマイクが良いわけです。

このHYPER Xに関しては小型のスタンドが取り外せるようになってますが、三脚スタンドではないので開くといった手間もないこと、また取り外さなくても持ち歩くことができます。

小さいので、安定感が無いように見えますが、このマイクには、ちょっとした重量感があり、中々倒れにくい。ここらへんが性能以外のこのマイクの魅力なのかもしれません。

USB接続であること

単純にパソコンに繋げば使えるので、準備が楽という理由です。音の良さにしっかりこだわるなら、オーディオインターフェースも購入して、それに対応しているコンデンサーマイクを揃えた方がいいです。

これは人によって変わってきますが、音よりも操作性にこだわる人もいると思います。USB接続であれば、パソコンに接続すれば、マイクをすぐに認識して録音することができます。実際にパソコンに接続してみたら、何の設定もいりませんでした。

小さくて持ち歩けること

前に使っていたコンデンサーマイクが異常なのかもしれませんが、とにかくデカい。マイク単体ならまだ小さいんですが、マイクだけでは駄目なので、持ち歩く時にもどうしてもスタンドが必要となります。外出した時なんかはとくに不便に感じました。

角度を調整できるツマミがありますが、マイクの角度を調整できるのみで、スタンドの角度は調整できません。

HYPER Xのちょっと残念なところ

購入する前の条件としては、問題なかったんですが、購入してみると色々分かったことがあります。まず、

  • 音量調整ツマミがない
  • 角度調整のツマミが固い
  • ポップガードが無い

外観や手に持った時の高級感は素晴らしいのですが、やはりいざ使ってみると、ちょっと問題がありました。

音量調整ツマミがない

ミュートボタンは上部にあるのですが、まさか音量のツマミが無いとは思いませんでした。あるものと思って買ったので、ちょっとがっかりしたのですが、今ままでも音量ツマミなんて使ったことがほとんどないんですよね。

パソコンとつないで使うことが条件のマイクなんで、パソコンの音量を調整すればたいした問題ではないのかもしれません。

角度調整のツマミが固い

マイクスタンド一体型です。土台はそれほど大きくはないのですが、手にずっしりくる重さがあるので安定感があります。

ただ、マイクに角度をつけるためのツマミが結構硬い。また、しっかり締めないとマイクの重さで角度を保つことができないので注意してください。

ポップガードが無い

無くてもいいだろうと甘くみてたのかもしれません。実際に録音してみるとポップガードが無いと破裂音が入る。

破裂音は実際には録音した音声を聞いてもほとんど分かりません。なので、問題無いかなと思っていたんですが、実際に動画編集すると破裂音は入れない方がよく分かりました。

全体的なオーディオレベルを一括で上げたい時に、破裂音が入っている音声クリップがあると、そのクリップだけ破裂音を基準にして音量を上げてくれない。手動で音量を上げなければいけなくなるので、破裂音はできるだけ入れない方がいいんですよね。

と、考えるとポップガードはあった方がいい。今はダイソーでポップガードも自作できるようなんで、Hyper Xを使い続けるなら、別で用意した方がいいかもしれません。

solocast HYPER Xまとめ

これくらいの重さならと許せるくらいの絶妙な重量感、そして部品ひとつひとつに高級感があるので、長い間愛用されているコンデンサーマイクとも言えます。

ポップガードを別で用意したりできるなら、迷わず人におススメしたい製品ともいえます。USBコンデンサーマイクなので、音にはそれほどこだわっていません。音にこだわるなら、やはりオーディオインターフェースを使った録音にした方がいいです。

次の記事でsolocast Hyper Xの音の良さを調べていきたいと思っています。

コンデンサーマイクはやっぱり価格で品質が違ってくるのですが、実際に比べてみても、音の違いがあまり分からない事も多いです。気づきにくい機能の違いがあったりするので、よく製品詳細を見比べてみてから購入をしてみてはいかがでしょうか。