TECLAST M50レビュー 超基本的なタスクには十分なスペックとカメラ性能はあまりなタブレット

TECLAST M50レビュー 超基本的なタスクには十分なスペックとカメラ性能はあまりなタブレット

以前、タブレット blackview Tab60を購入した記事を書いたんですが、色々あって買い替えることになりました。

いや、色々あるわけでなく、買い替える理由としてはただ一つ。

画面が小さかった。

持ち運びのしやすさも考えて、8インチくらいがちょうどいいと思ってました。ただ、家電量販店で同程度サイズのタブレットを何度も確認したわけですが、画面が小さいと文字が小さくなるんですよね。そこが凄く気になる。

画像名
部長

タブレットは文字が小さい上に、マウスと違って画面のスクロールが面倒。老眼だから、画面が大きくて見やすいタブレットを探しているんだが。。。

画像名
社員

設定で文字の大きさは変えることができますが、当然画面で見える情報量というのは減ってくるので、スクロールが多くなる。ストレスを感じてくるようになるんですよね。持ち運びの際の重さを多少我慢できるのであれば、大きいタブレットを買うことをおススメします。

ということで10インチ以上のタブレットを選んで買ってみたのがこちら。

これ買う前ちょっと躊躇しました。どこの国で作られてるんだろと調べてみると中華製。ラインナップから見ても、スペックから見た価格は、他のタブレットよりもかなり安いような気がする。。。ということで、気になる方は読み進めてみてください。

TECLAST M50の内容物

開封動画撮ってみました。内容物は、本体、ケーブル、充電器、simピン、説明書。ここらへんは、必要最小限というところでしょうか。

意外にも、箱の作りがしっかりしていて、箱の裏側はスポンジになっています。タブレットを衝撃から守るという意味では好印象です。

また、保護フィルムが最初から貼られています。今のタブレットってこれが普通なのかなと思っていたんですが、貼られていないものも結構あるようです。フィルムはついてなければ結局別途買う人も多いんですが、買っても貼る作業がまた面倒。

このタブレットは最初から貼られているので、貼った時の失敗を心配する必要はないのですが、シールを剥がす時に失敗すると、保護フィルムに空気が入ってしまうので注意が必要です。(案の定失敗しています)

⇒⇒⇒TECLAST M50

TECLAST M50の外観

TECLAST M50のカラーはブルーを選択。と、思ってたらカラー選択はできないようです。厚さ8 mm 重さはわずか 450 g。薄くて軽いタブレット。と、1,2年前なら思ってたかも知れませんが、今の時代のタブレットならもう当たりまえになってしまいました。

薄くはあるけど、ベゼル幅は最新の機種と比べると少し太いような気がしますね。測ってみたら8mm。

電源ボタンは縦にして右側に配置。音量ボタンも右側です。その他にスピーカーとイヤホンジャック挿入口があります。少しボタンの押す感覚が柔らかいような気がします。ただ、きちんと動作はするので問題無しです。

⇒⇒⇒TECLAST M50

TECLAST M50のカメラ性能

背面は2眼カメラ。カメラの性能が良くなると、多少出っ張りが出てきますが、このM50タブレットは控えめです。

TECLAST M50は、リアカメラが1300万画素、フロントカメラが500万画素。当然ですが、低スペックスマホよりも、さらにカメラ性能は落ちるかと思います。タブレットユーザーは、性能を求めていないというのも一つの理由としてあると思います。

ただ、良かった点があって、proモードがあるということ。ホワイトバランス、シャッタースピード、ISOが設定できるんです。夜の環境下でも、画質を求めないならとりあえず、これらの機能を使って撮影することができます。

リアカメラ:1300万画素、F値2.0、オートフォーカス、LEDフラッシュ

フロントカメラ:500万画素、F値2.2、オートフォーカス

カメラ性能が調べても詳しく出てくるところなかったので、Bardで調べてみたらこのような回答でした。リアカメラは1300万画素であり、F2.0というのも実際怪しいところです。カメラに期待してタブレットを買う人はいないかもしれませんが、とりあえず頭に入れておいてください。

TECLAST M50のCPU性能

CPUはunisoc T606 8コアとなっています。ミドルスペックと位置付けられているようですが、実際にはミドルスペックでも低位置と言ってもいいような気がします。

youtubeなどの動画再生は問題ありませんが、やはり読み込みはワンテンポ遅れます。

Widevine L1対応

最近、androidタブレットによく見るこの「Widevine L1対応」

このWidevineとは、コンテンツを視聴する際の認証レベルL1~L3まであるとのことHD画質(720p)以上での再生が可能。iphoneでNetflixなどを見ていると分からないのですが、androidの場合、そもそもWidevineに対応していないと、HD画質(720p)以上での再生ができないとのこと。

部長

amazon primeってWidevine L1じゃない見れないのか?

社員

正確に言うと見れないんじゃなくて、HD画質では見れないということみたいですね。ただ、今のタブレットって確認してみたところほとんどWidevine L1のようです。技術の進歩は早いです。逆に未対応のタブレットなら購入するのは控えた方がいいかもしれません。探せばもっと他に良いものがあるでしょうから。

⇒⇒⇒TECLAST M50

液晶画面

このタブレットは【インセルディスプレイ&10インチ IPS 画面+ワイヤレス投影】

インセルディスプレイ・・・光を遮蔽するものが少なく、明度の高いディスプレイ

IPSディスプレイ・・・視野角が広く、色ずれが少ない液晶画面

との事なんですが、インセルディスプレイとIPS液晶ということで期待させてくれる仕様となっています。ただ、解像度はHD 1280*800ということでせめてFHDにして欲しかったなという印象です。

画像では分かりづらいかも知れませんが、この初期画面の青の発色はそれほど良いとは思えませんでした。感覚的なものかもしれませんし、FHDじゃないのも多分にして影響受けてるかも知れませんが、前に購入したblackviewのタブレットの方が綺麗な感じがします。

ここら辺は感覚でしかないのですが、この動画を見て液晶画面を確認してみてください。

Advertisement

simフリーモデル

simフリーって、全キャリアが使えるって意味だと思ったんですが、商品ページ見るとこんな記載がありました。

P40HDにはタブレットPC x 1、USB-Cケーブル x 1、アダプター x 1、ユーザーマニュアル x 1、保証書 x 1が付属します。なお、SIMフリータブレットのTECLAST P40HDはDocomoには対応していないので、Softbankの利用を推奨する。

Docomoが使えない?simフリーをうたっていてドコモが繋げないのは珍しいですね。個人的にドコモ回線使ってないので良いのですが、、、引用文見ると、P40 HDと書いてある。

買ったのTeclast M50なのに、Amazon商品説明ではP40に置き換わってます。謎です。

Teclast M50のまとめ

値段の安さにこだわるなら、TECLASTのタブレットは選択肢に入れるべきだと思います。出してる数字のスペックもそれほど悪くない、操作感に若干の鈍さを感じますが、それも若干です。ただ、個人だけで使うならいいんですが、家族と共有する場合は、この液晶画面で満足できるかは微妙なところです。

特にタブレットを始めて使う若年層は、やはり液晶画面の綺麗さに喜びを感じたりするので。

上位版はこちら。CPUの性能が上がり、FHDのIPS液晶になっています。