Gemini advanceを使いこなそうと思い、無料版との機能、性能の違いについて直接gemini advanceに聞いてみました。サブリクションとしては、gemini advancedって結構高いと思いませんか?2900円を毎月、払っていくのであれば、それなりに仕事で使える機能や驚くような性能が欲しいところなんですが、、
新サービスにも関わらず、あまり盛り上がってないような。X(twitter)でも触れている人少ないな。
日本語での本格的な対応がまだだからではないでしょうか。Gemini advanacedは今のところ、2カ月間無料で使えるので、その間に日本語対応進んで欲しいですね。
paypayやデビッドカードでの支払いもOKになったというのに。googleのメインとなり得る新サービスなんですから、もっと利用者増えてもらわないと。google+のようにいつの間にかなくなってたなんてことがないようにしてほしいです。
Gemini advance 無料版との機能の違い
1. 機能
- Gemini:
- 文章生成
- 情報検索
- データ分析
- 要約
- 翻訳
- 質問応答
- コード生成
- 音楽生成
- 画像生成
- その他
- Gemini Advanced:
- 上記の機能に加え、以下の高度な機能が利用可能
- より長い文章生成
- より複雑な情報検索
- より大規模なデータ分析
- より詳細な要約
- より精度の高い翻訳
- より深い質問応答
- より複雑なコード生成
- より高音質な音楽生成
- より高画質な画像生成
Gemini advancedに質問した回答となります。Geminiにできることが「より」という文言を付け加えただけの回答なんですよね。今、ある機能が高性能になっただけと言われればそれまでなんですが、その高性能具合が凄いとでも言いたいんでしょうか。
この回答はちょっと。。。どう高機能なのかきちんと説明して欲しいですよね。AIに信頼して全てを委ねるのはまだ早いような気がします。
質問の仕方が悪い場合もあるから、回答に納得できない場合は、もう一度聞いてみるといいです。
回答がいまいちという気がしてなりません。
chat gptが出たころは「AI凄い」という絶賛の嵐だったわけですが、今のところXとか見てみても、そもそも使っている人のポストが少ないような気がします。chat gptに先手を取られてしまったというのもあり、仕方無い部分もあるんでしょうけど、それにしてもGemini advancedは盛り上がってない。
googleという検索エンジンがバックがついているわけですから、このままじゃ終わらないでしょう。むしろ、業界No1に踊り出るんじゃないかと思って期待してるんですが、、、その時を待ちながら使い続けてます。
Gemini advance 無料版との性能の違い
2. 性能
- Gemini:
- 標準的な性能
- 軽快な動作
- Gemini Advanced:
- 高度な性能
- より高速な処理
- より大規模なデータ処理
3. データ量
- Gemini:
- 標準的なデータ量
- Gemini Advanced:
- 膨大なデータ量
ここらへんの回答も微妙なんですが、もっと自分ところのサービスの質問への回答なんですから、良さを前面に出してアピールしてもらいたいものです。もっと、数値を出せばよりアピールできるはずなのに、、、膨大なデータ量ってどのくらいなんでしょうか?ということで、さらに深掘り。出てきた回答は、
AI | 一度に出力できる文字数 |
---|---|
Bard | 2000字 |
Gemini Advanced | 100000字 |
Gemini Advancedは、一度に出力できる文字数は最大10万文字です。これは、従来のBard(最大2000文字)と比較して大幅な増加であり、長文の文書作成や複雑なデータ分析など、より幅広い用途に活用できます。
単純に50倍の性能を誇っているわけですから凄いですよね。ただ、そんなに多いテキストを出力しても、普通の人は読めない。より短く、分かりやすい回答を目指して欲しいです。
chat gptと比べてみましょう。プランによって違います。
トークン | 文字数 | |
---|---|---|
ChatGPT Free(GPT-3.5)無料 | 約2048トークン | 約3000文字 |
ChatGPT Plus(GPT-4) | 約4096トークン | 約6000文字 |
ChatGPT Professional(GPT-4 XL) | 約8192トークン | 約12000文字 |
文字数が多いか少ないかで、性能の良さを判断できるわけではありません。しかし、多ければ多いほど処理能力の差は出てくると思うので、数字の大きさというのはインパクトを与えるという面では良いと思います。
Gemini advanceの価格について
4. 料金
- Gemini:
- 無料
- Gemini Advanced:
- 月額2,900円
有料ですが、絶妙な価格設定だと思います。chat gptよりも安い、しかもクレジットカードのみの支払いだけではなく、paypayやデビッドカードでの支払い可能です。料金よりもこちらの方が利用者が増える一因となっているように思うんですが、、、
SNSの反応を見るとまだまだ弱いんですよね。Chat GPTと比べてみました。
プラン | 料金 | 備考 |
---|---|---|
Free | 無料 | 個人利用のみ |
Plus | 月額$20 | 個人・商用利用可 |
Professional | 月額$100 | 商用利用可 |
※chat GPT Plusの支払い方法はクレジットカードのみと思っていたのですが、いつの間にかpaypay、paypalが使えるようになったようです。(Gemini advancedの効果といってもいいでしょう)しかも、plusは2600円とGemini advancedよりも若干安い。熾烈な価格競争が始まるかもしれません。
Gemini advance 無料版との対応言語の違い
6. その他
- Gemini:
- 日本語を含む100以上の言語に対応
- Gemini Advanced:
- 日本語を含む50以上の言語に対応
gemini advancedが回答してきた答えは、何故か有料版になると100言語対応→50言語に減っています。性能が良いのか悪いんだか。何を元に回答しているのかと、少し不安になりますね。
間違ってるだろうなということで、さらにGeminiとGemini advancedの対応言語の数と違いを質問してみました。
2023年12月2日時点
- Gemini: 26言語
- Gemini Advanced: 英語のみ
いやいや。何故、12月2日時点の回答をしてくるのか?今、3月なんですから現時点での言語対応の数を教えてくださいと再度質問してみました。
対応言語数
- Gemini: 137言語
- Gemini Advanced: 137言語
という結果です。無料版と有料版では数は変わらないんですね。
Gemini advance 無料版との生成できるコンテンツの違い
AI | コンテンツ |
---|---|
gemini | 文章、コード、翻訳、要約、詩、コード、スクリプト、音楽作品、メール、手紙など。 |
gemini advanced | 上記に加えて、より専門性の高いコンテンツ。研究論文、ビジネス文書、法律文書、医療文書など。 |
より専門性の高い回答が得られるとのこと。chat gptであれば、米国の司法試験は合格レベルにまで達することができたというニュースがありました。Geimini advancedではそういったニュースは確認できませんでしたが、Chat GPTよりも性能は同等かそれ以上と言われているわけですから、今後できなくもないでしょう。(残念ながら日本ではまだ法律などが絡んでくると回答しないようになっているようです)
ただ、これだけ賢くなったと言われているAIでさえ、僕みたいな凡人が思いつくようなことが、まだまだできない。
- 歌詞が作れるが作曲はできない。
- 予想ができない。
- workspaceとの連携できるとのことだが、自動での立ち上げができない。
- 画像、動画生成も日本語ではまだ未対応
とはいえ、今後間違いなくできるようになっていくでしょう。AIですから、使っているユーザーの不満点は常に把握して改善されるようにインプットされてるはず。これからどこまで進化していくのか楽しみです。