1万円で買える、音にもこだわりたいワイヤレスヘッドホン比較(Soundpeats・Anker・Sony)

1万円で買える、音にもこだわりたいワイヤレスヘッドホン比較(Soundpeats・Anker・Sony)

有名どころのメーカーのヘッドホンが3つ集まったので、これらを比較してみることにしました。全て1万円内で買えるヘッドホンです。ヘッドホンやイヤホンは、

「価格によって音が決まる」

音にこだわりたいなら、お金を掛けろと言われるわけですが、最近のヘッドホンは安くても音質がかなり良くなっています。ヘッドホンの世界においては、いまや安いなら音が悪いは当たり前ではなくなっているのです。と、ハードルをあげてもおススメできる1万円内で買えるワイヤレスヘッドホンを3つ選んで徹底的に比較してみたいと思います。

  • ANKER Anker Soundcore Life Q30
  • SONY SONY WH-CH520
  • SOUNDPEATS Space

目次

デザインも重視したいあなたへ!Anker、SONY、SOUNDPEATSのワイヤレスヘッドホンデザイン比較

まずはデザインからいきましょうか。どの機種も奇抜で斬新とまでいきません。ヘッドホンのトレンドはシンプル。あまり、本体に文字やメインカラー以外の色が入ることを嫌ってるような感覚があります。そう考えたら、Soundpeats Spaceは攻めてますね。

ワイヤレスヘッドホンの色比較

機種色のバリエーション
Anker Soundcore Life Q30ネイビー ピンク ブラック
SONY WH-CH520ブラック ブルー ベージュ ホワイト
Soundpeats Spaceイエロー ブラック ホワイト

全ての色を揃えることができなかったので、色の感じはamazonなどの販売ページから確認するしかないんですが、とりあえず、所有しているものに関しての画像を出しておきます。

Anker Soundcore Life Q30

どんな製品でも人気カラーとなりえるのは黒と白の2色がほとんどということを考えると、カラーバリエーションに白を入れて欲しかったなぁという感じです。ただ、この機種の黒はカッコいいです。

SONY WH-CH520

色的にはAnkerとSoundpeatsに関しては問題なかったのですが、SONY WH-CH520のヘッドホンに関しては違和感を感じました。

ホワイトですが、ちょっと薄いグレー?っぽいので、純粋な白と分けて欲しかったのが正直なところです。ここらへんは個人的な好みになると思います。

Soundpeats Space

ヘッドホンは比較的若いユーザーが選ぶという事を考えると、白はより目立つものの方がいい。と、思っています。そういう観点から考えると、Soundpeats Spaceの白はより目立つ。汚れがいち早く分かってしまいますが、日が経っていても、ある程度新品のような輝きを保っているように見えるのは、この色のおかげかと思います。

部長

いやぁ、年代にもよるだろうけど、俺が白のヘッドホンつけたらおかしいだろ。

社員

残念ながら、そこは否定できませんね。ただ、個人的にはSoundpeatsの白が斬新で男女問わず、幅広いユーザーに支持される色だと思います。

ワイヤレスヘッドホンのデザイン比較

デザインは個人的な好みによるものが大きいと思うのですが、できるだけシンプルであって欲しいというのが、思うところです。あまりにデザインが特徴的だと、買いにくい傾向があるような気がします。ワイヤレスヘッドホンは人に見られることも意識しなければいけないからです。

機種名デザイン
Anker Soundcore Life Q30好みに分かれるがスライダー部分がカッコいい。ロゴが少し微妙な感じ
SONY WH-CH520シンプル好きにはたまらないが、特徴がない。ただ、ブランドが持つ存在感が、ロゴに輝きを放っている。
Soundpeats Space斬新なデザインとも言えるが好みに分かれる

Anker Soundcore Life Q30

シンプルです。特徴的な部分はロゴ部分だけであり、それ以外の部分は色が統一されていて目立ちません。パッと見ボタンがどこにあるか分からないくらい。だけど、この統一感が素晴らしいです。

SONY WH-CH520

パッと見てもどこのメーカーか分からないくらいのシンプルさだと思います。

Soundpeats Space

Soundpeats Spaceのヘッドホンはデザインがかなり特徴的。Soundpeatsの頭文字のSがイヤーパッド外側部分に入っています。斬新すぎるデザインがゆえに目立ち過ぎてしまいます。ブランドを知られてしまうのを嫌う人もいるため、Soundpeats Spaceを選ぶ人はとにかくデザインを何度も確認した方が良いです。

デザイン性では僕はAnker Soundcore Life Q30を選びました。

部長

僕は完全にSONY一択だな。文字やラインも、もはや何もいらない。シンプルじゃないと困るんだよ。

社員

そうですね。僕もヘッドホンにはできるだけデザインはいらないと思ってます。だからこそ色にこだわりたいんですよね。

ワイヤレスヘッドホンのボタン比較

ワイヤレスヘッドホンのボタンって結構重要なんじゃないかと思ってます。押す頻度が結構多いので、場所や押した感触が微妙だと、それがストレスに感じてしまうからです。

場所やクリック感でストレスを感じるヘッドホンは無かったです。

機種名ボタンの特徴
Anker Soundcore Life Q30ボタンはちょうど良い大きさで押した感じもクリック感があるが、少し触れるとボタンが反応してしまうことがある。
SONY WH-CH520ボタンが大きくて良い。ただ、+-が大きく出ているので、デザイン性を損なっている。
Soundpeats Space大きさは絶妙。ただ、押した感触がもう少しクリック感あった方が良い
ような気がする。

Anker Soundcore Life Q30

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SONY WH-CH520

Soundpeats Space

プレゼントしたい!Anker、SONY、SOUNDPEATSのワイヤレスヘッドホンデザイン外観品質比較

安価でありながらどこまで外観の品質にこだわっているのかチェックしたいと思います。

ヘッドホンは人にプレゼントすると喜ばれるものなので、手で触った時の質感や高級感があればあるほど喜ばれます。どこの部品にどのくらいのお金がかかっているのか、こちらでは知る由もないので、ここは個人的な感想となりますのでご了承ください。

ワイヤレスヘッドホンのイヤーパッド比較

この部分はヘッドホンでは結構重要な部分かと思います。音楽を聴いている間はずっと耳に装着しているわけなので、素材には是非ともこだわって欲しいですよね。

痛くならないのは大前提。そして、ベタつかない、湿っぽくならない、圧迫感が無いなど、この部分は使っている人からすれば、メーカーへの細かい要望が多くなりますよね。ここの部分に関しては、どんなに価格の高い機種になっても、100%満足できるものというのは中々開発できないと思います。

3製品とも、長時間つけた時の蒸れは感じます。

機種名イヤーパッドの特徴
Anker Soundcore Life Q30イヤーパッドとしてそれほどの大きさを感じないものの、中の穴の部分が大きい。大きい耳の方でも、すっぽりと耳を覆ってくれる。少ししわがでやすく、剥げやすい反発素材のように感じる。
SONY WH-CH5203機種の中では一番小さい。小さいからか弾力性はあまり無い。女性にはちょうど良い大きさのように感じる。
Soundpeats Space3機種の中では一番柔らかいような気がする。ほど良い大きさで耳をすっぽりと覆ってくれるのが良い。

Anker Soundcore Life Q30

丁寧に扱わないとイヤーパッドが破れて、中のスポンジが出てきたというユーザーもいるようだ。僕自身は1年程度使っているが、まだ、そのような現象はない。

SONY WH-CH520

他製品のイヤーパッドに比べると、小さくてかなり硬い部類に入るのではないだろうか。

Soundpeats Space

手で触った感触は良い。ヘッドバンドも柔らかいためか、圧迫感をあまり感じない。

ワイヤレスヘッドホンのヘッドバンドの質感

ヘッドホンを持つとすれば、おそらくイヤーパッドの部分ではなく、ヘッドバンドの部分を持つと思います。手に持った時の質感を比べてみました。これがまた結構違うんですよ。

機種名ヘッドバンドの特徴
Anker Soundcore Life Q30上部分のプラスチック素材が少し鋭利に感じる。下部分は低反発素材を使っているが、厚さがあり頭に違和感を感じない。
SONY WH-CH520上部分のプラスチックの部分を触った感じはざらざらしている感じ。滑り止めという観点からいうと、いいかも。下部分はイヤーパッドの反発素材を使っているような気がするが、反発はあるけど、ちょっと薄い。
Soundpeats Space上部分はプラスチックではなく、素材で覆われている。下部分の反発素材がしっかりとしていて、それでいて柔らかい。高級感はあるが、使っているうちに上部分の素材に汚れが出てきそうな感じはある。

Anker Soundcore Life Q30

ヘッドバンドの下側の素材は3製品の中でも一番厚いです。プラスチック部分が少し折れやすいという指摘が少しあります。

SONY WH-CH520

Soundpeats Space

ちょっと硬めで、軽いので持っても崩れないのがいいです。

ワイヤレスヘッドホンのスライダー比較

いまやどのヘッドホンにもついている部分でもあります。これも機種によって伸ばしやすさや、伸ばした時の音などかなり違いがあります。

機種名スライダーの特徴
Anker Soundcore Life Q30段階式ではないと思うが、伸ばした時に音と感触をしっかり感じる。音が出るなら、段階式にしてもらいたかった。
SONY WH-CH520プラスチックで他の部位との一体感がある。また、10段階に伸ばせるようになっているようだ。
Soundpeats Space伸ばすと金属?部分が出てくる。しかし、裏側はプラスチックになっている。こういうこだわりが素晴らしい。ただ、伸ばす時に若干の硬さは感じる。

Anker Soundcore Life Q30

SONY WH-CH520

Soundpeats Space

この部分は見た目的にも結構良いのではないでしょうか。

ワイヤレスヘッドホンのイヤーパッドの中部分

耳に直接触れない部分だから、あまり気にならない人もいるが、この部分もメーカーはこだわりを持っていないといけません。音が流れ出てくる部分だからです。一番デリケートな部分とも言えます。

機種名イヤーパッドの特徴
Anker Soundcore Life Q30かなり薄手の素材で、触ると中の部品の突起が分かる。ただ、装着してもその部分にあたっている感覚はない。
SONY WH-CH520厚手の素材で覆われている。固いが装着しても耳には当たっているのかどうか分からないくらいの距離感。
Soundpeats Space薄手の素材で、この機種も触ると中の部品の突起が分かる。ただ、Q30よりは気にならない。

Anker、SONY、SOUNDPEATSの装着性比較

ヘッドホンはやはり長時間聴いていても疲れないものを選びたいです。ここでは実際に装着した感じを比較していきます。

ワイヤレスヘッドホンの遮音性

機種名遮音性
Anker Soundcore Life Q30ヘッドバンドは柔らかいですが、バネがあるために比較的に耳に密着している感覚があります。
SONY WH-CH520イヤーパッドが小さいため耳全体を覆うことはできません。ヘッドバンドが固いためか耳への密着が高く、隙間から空気が入ってくる感じがありません。
Soundpeats Spaceヘッドバンドが一番柔らかい感じがします。耳への圧迫感がないため、イヤーパッドの隙間から空気の流れを感じることがあります。

Anker Soundcore Life Q30

SONY WH-CH520

Soundpeats Space

ワイヤレスヘッドホンの重さ比較

ワイヤレスヘッドホンは軽い方がいい。でも、実際に着けてみると、重さの違いをほどんど感じなかったりします。重さだけじゃない何かが影響しているからですね。

機種名遮音性
Anker Soundcore Life Q30ヘッドバンドは柔らかいですが、バネがあるために比較的に耳に密着している感覚があります。
SONY WH-CH520重さ147gということで紹介している機種の中でも軽いことは間違いありません。小さくて持ち運びしやすいことを一番に考える人はこの機種を選んで間違いありません。
Soundpeats Space264gということで重いです。ドライバーの大きさ、バッテリー持ちから考えても仕方のないかも知れません。ただ、あまり密着させない仕様にしているせいか重さはあまり感じません。

Anker、SONY、SOUNDPEATSの操作感比較

タッチパネルがついているのは唯一ankerのQ30のみ。ここら辺はもっと改良が進んでタッチパネル動作ができる機種が増えてほしいですね。ボタンはどの機種も探しにくくて押しにくいわけではないですが、触るのと押すのとでは受けるストレスも違います。

機種名操作性
Anker Soundcore Life Q30NC ボタンを押してノイズキャンセリングモードをオンにすると、周囲のノイズを軽減します。 もう一度 押すとノイズキャンセリングモードがオフになります。また、外音取り込みモードは右耳のパネルを1秒押すと切り替わります。
SONY WH-CH520ボタン操作でできることはそれほど多くありませんが、逆にシンプルでいいかもしれません。
Soundpeats Spaceボタンを押すことでできることが多いです。タッチパネルがあればもっと快適になると思います。

Anker Soundcore Life Q30のボタン操作

動作操作方法
再生再生ボタンを1回押す
一時停止再生中に1回押す
音量を下げる音量ーボタンを押す
音量を上げる音量+ボタンを押す
前 (または再生中)の曲の頭出し音量ーボタンを一秒間長押し
次の曲の頭出し音量+ボタンを一秒間長押し
着信応答/通話終了再生ボタンを押す
着信拒否再生ボタンを一秒間長押し

SONY WH-CH520のボタン操作

動作操作方法
再生再生ボタンを1回押す
一時停止再生中に1回押す
音量を下げる短く1回押す
音量を上げる短く1回押す
前 (または再生中)の曲の頭出しピポーンと音が鳴るまで押したままにする:
次の曲の頭出しピポーンと音が鳴るまで押したままにする:

Soundpeats Spaceのボタン操作

動作操作方法
再生/一時停止電源ボタン1回押す
音量-音量-を一回押す
音量+音量+を一回押す
次の曲音量+を一回押し続けます
前の曲音量-を一回押し続けます
電話を受ける/切る電源ボタン1回押す
着信拒否電源ボタン1.5秒間押し続けます
通話切替電源ボタン2回押す
手動でペアリングモードに入る音量ボタン+-を同時に5秒間押す
音声認識アシスタント機能を起動電源ボタンを2回押す
ゲームモードON/OFF電源ボタンを3回押す
ANC ON/トランスペアレンシーモード/ノーマルANCボタンを1回押す

Anker、SONY、SOUNDPEATSのワイヤレスヘッドホン音質比較

アプリなど使わなくても、ワイヤレスヘッドホンは使えるようにして欲しいんですが、SONYのワイヤレスヘッドホンはアプリのインストールをしないと、繋げることができませんでした。(もしかしたらインストールしなくても繋げることができるかもしれない)

イコライザーをいじるには3機種ともアプリに頼らざる負えないようで、アプリも比較してみました。

ワイヤレスヘッドホンのアプリ比較

機種名アプリの特徴
Anker Soundcore Life Q30利用するには新規登録、機器の接続までする必要があります。
SONY WH-CH520Q30と同様に新規登録と接続まで必要。結構手間をかけたので、もう少しイコライザーの種類を増やしたり、音の設定変更ができたりしたら良かったと思う。
Soundpeats Space新規のユーザー登録も必要なく、イコライザーがいじれるのは最高。多少種類が少なくても我慢できる。イコライザーを使う以外はそれほど必要がない。

Anker Soundcore Life Q30

アプリへの新規登録が求められます。それほど面倒ではありません。イコライザーのプリセット数が22とかなり充実しています。また、カスタムしたイコライザー設定の保存もできます。

ノイズキャンセリングモードは、外音取り込みと標準の切り替えができます。また、交通機関と屋内、屋外のモードにも切り替えることができます。モード切替時は音で知らせてくれるのが良いです。

Soundpeats Space

非常にシンプルなアプリ設計。ボリュームとイコライザーの設定のみ。ノイズキャンセリングモードの切り替えもアプリからできる。また、マルチポイントの設定も可能。

イコライザーのプリセットは9種類。イコライザーのカスタマイズはできますが、複数の設定保存ができないのがちょっと残念。

部長

SONYのヘッドホンのアプリの新規登録は、かなりめんどくさいな。途中でやめようかと思ったぞ。

編集長

ブランドを大きくするためのユーザーの囲みこみの執念を感じますね。めんどくさいですが、今後のヘッドホン関連の情報なら欲しい人なら、新規登録も仕方ないですね。

ワイヤレスヘッドホンの遮音性

良い音だとしても、外音がうるさい状況だと、音の良さも半減します。ノイズキャンセリング機能である程度の外音は遮断できると思いますが、音が鳴っていない時の遮音性も重要です。

何も音楽を流さないでイヤーパッドを装着した時の遮音性を比較してみました。

機種名遮音性
Anker Soundcore Life Q30ヘッドバンドは柔らかいですが、バネがあるために比較的に耳に密着している感覚があります。
SONY WH-CH520イヤーパッドが小さいため耳全体を覆うことはできません。ヘッドバンドが固いためか耳への密着が高く、隙間から空気が入ってくる感じがありません。
Soundpeats Spaceヘッドバンドが一番柔らかい感じがします。耳への圧迫感があまりないため、イヤーパッドの隙間から空気の流れを感じることがあります。

ワイヤレスヘッドホンのノイズキャンセリング機能

ノイズキャンセリング機能を使用すると若干音が変わります。そこが音質にどう影響するかを比較してみたいと思います。

機種名ノイズキャンセリング
Anker Soundcore Life Q30アプリとの連携で交通機関モード、屋内モード、屋外モードの切り替えができます。
SONY WH-CH520ノイズキャンセリング機能はついていません。
Soundpeats Spaceノイズキャンセリング機能はあり、外音取り込みモードとの切替ができます。

ワイヤレスヘッドホンの音質

ワイヤレスヘッドホンの音質といっても、何をもって音が良いとするのか?は個人の好みもあるので難しいところです。数値で比較できる部分がありますが、数値が大きい、良いからといっても必ずしも、それが聴き手にとって良い音となる要素になるのかどうかは微妙なところです。

ここからは超個人的な意見として受け止めてもらえればと思います。

機種名音質
Anker Soundcore Life Q30音は良いが、ほんの少しこもっている感じがした。低音が結構効いているせいかもしれない。
SONY WH-CH520ソニーの独自開発技術「DSEE」により、圧縮された音源で失われがちな高音域をCD音質相当までヘッドホン内で補完するとのこと。違いはよく分からなかった。
Soundpeats Space音がクリアで迫力を感じます。

1万円で買える、音にもこだわりたいワイヤレスヘッドホン比較(Soundpeats,Anker,Sony)まとめ

この3つを使っていて思ったのが、

「Sonyならもう少し、、、」

もちろん価格差があるので単純な比較はできませんが、SoundpeatsのSpaceとSonyのヘッドホンが同じくらいの価格だと考えても、もう少し良くしてもと思う部分があらゆる部分で結構あるのです。特に材質の面で思いました。

ただ、他社よりも軽量にすることを意識して開発されたのであれば、仕方ない部分もあります。運びやすさの部分を考えれば、断トツでSonyが一番軽いですから。ヘッドホンは持ち歩く比率が高いことを考えても、Sonyであればここを一番に優先した可能性もあるので。

しかし、それ以外のほとんどの部分ではQ30やSpaceに分があるように思いました。また、ノイズキャンセリングは価格が安いヘッドホンにはついてないこと多いですが、Spaceにはしっかりついているので、もう少しSonyには頑張って欲しいところです。

最初にも言いましたが、やはりブランドを育てるためには、広告費が必要です。機能、品質よりもブランドの名前で購入する人も一定の割合でもいると思いますし。莫大なお金をSonyはブランド名に投入していることを考えると、機能、品質が少し劣ってしまうのは仕方無いのかもしれません。