電気工事士2種 実技 No11の攻略

電気工事士2種 実技 No11の攻略

ねじなし電線管を使った唯一の問題になります。ねじなし電線管の特徴として、必ずねじを切らないといけないのと、令和6年度対応のボンド線の取り付けが今後含まれてくるかもしれません。

コンセントとスイッチの接続は難しくないですが、赤白黒の絶縁電線を使い、3本まとめてねじなし電線管に通すという少々癖のある問題となっていますが、バラの電線で多少剥くのが面倒なだけで、難しいというわけではありません。

電気工事士2種 実技 No11の施工条件

こちらは、電気技術者試験センターで公開されているNo11の施工条件となりますが、これに金属管とジョイントボックスをボンド線で繋ぐようにという条件が今後入ってくるかもしれません。

また、リングスリーブも電源からの電線はリングスリーブによる接続とするとあります。他の問題には見かけない接続ですが、気を付けてやれば問題なくクリアできる問題です。

電気工事士2種 実技 No11の細かい技術点

ボンド線の接続

ジョイントボックスの底面にある穴からボンド線を通してから、つまんで右回りでボンド線を巻き付け、ねじで接続します。

ねじなし電線管とジョイントボックスの接続

ねじなじ電線管をジョイントボックスの穴に充て、裏からボックスナットとボックスコネクタを手締めで取り付けます。

コンセントとスイッチの接続

赤白黒の絶縁電線を使うので、少し勝手が違いますが、3心ケーブルを使っているのと繋ぎ方は変わりません。日本エネルギー管理センターの動画では、コンセントには白と黒線を接続するという方法となっています。あとは、コンセントからスイッチへ黒のわたり線、スイッチから赤線の対応器具への送り出し線接続となっています。